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すぐそこにいるような感じ、それでいて手の届かない存在

小学生の頃から夏休みは8月いっぱいで、9月からは体育祭とか文化祭があるから暑いながらに秋を感じることが多かった。そうやって昔から染み付いた感覚的に、夏は8月まで、と決まっている。

いつだかのフロイニで「7月から夏」みたいな話をしていたのだけれど、私の誕生日が7月の頭で、ラジオを聞きながら 自分は夏の始まりを担当してるんだ! と勝手に誇らしくなったことをよく覚えている。

それと同時に、夏の終わりを知らせてくれるのはあなたの誕生日だ!とも思い、勝手に舞い上がった深夜1時。なんだかロマンチックな気がして少し浮かれた。なんでもかんでも推しとこじつけたがるのはオタクの性なのだろうか。いや、これに関しては私の勝手な思い上がりに過ぎないんだけど。



池﨑理人くんの誕生日に向けて



前回(二宮和也誕生日)同様、早くも何か書き出そうと動き出した、本日8月1日。ここまで書いたところで案の定手が止まった。

言いたいことがありすぎて、何からどう言えばいいのかわからない。それって最早何も無いに等しいよな…とか考えつつ、このnoteも自己満足でしかないよな…とか思いつつ。

私から出た言葉や感情が全部理人に届いてほしいかと言われたらそれは違くて(もし池﨑理人くんが見ていたらここでUターンお願いします!)、自己満足としてnoteの片隅に今の気持ちを保存していたいのと、この記事と出会ってくれた池﨑理人くんを愛するみなさんに少しでも共感してもらえたら嬉しいなという気持ちで筆を走らせる。



私の一年と絡めて21歳の理人を振り返っていくことにしよう。



プラメを取り始めた去年の7月。
あれから約1年経って今、しっかりと理人の紡ぐ言葉にメロメロだ。選びきれないほどの大切をくれた中で、特に何度も見返すメールが1通ある。
23年1月10日、ツアーが終わって一段落ついたところに届いたメール。

「MINIのみんなの支えや癒やしやオアシスになりたい。辛いこととか全部忘れてその人の希望でありたい。」

書きながら思ったけど、いつだかにも同じような内容の記事書いたよね?このメール、とんでもなく私の人生に影響を与えているっぽいな。好きなことは何度でも話したくなるからね。
あぁ、脱線した。


私は誰か一人の希望で居続けることでさえプレッシャーなのに、彼はそれを全部受けとめて 人類史上1番の優しい心で包み込んでくれる。デカデカと解釈しているのは私自身だけど、自然とそう思ってしまう、思わせてくれる。



なんでそんなに優しいんだろうと度々疑問に思って考えてみるんだけど、温かい家庭で育ってきたこと、自身の様々な経験から得た多様な優しさを持っている人なんだろうな という結論に落ち着く。



温かい家庭というのも、本人の口から出てくるエピソードから優しくて柔らかい家庭でのびのびと育ってきたということは容易にわかるだろう。

ここで一つ、私の大好きな池﨑家エピソードを載せておく。

コハクが仔猫のとき、夜中にミャアミャア鳴いていて、深夜3時くらいに気になって見に行ったんです。そしたらそこに、家族全員が集まっていたこともありました(笑)

池﨑家のファン




オーディションの時点で19歳だった彼は既に経験が豊富だった。経験値量の話は私の物差しでしかないけれど、自分が19歳になった今それを強く実感している。

幼い頃に親の転勤でタイに行っていたり、高校時代にオーストラリア留学に行っていたり。もう少し小さい規模で言うと、応援団長とか生徒会とか。他にも何か嬉しいこと楽しいこと、深く傷ついたことがあったのかもしれない。

私が鬱になってようやく理解できたことがいくつもあるように、彼も彼なりの経験を沢山積んで、人の痛みや悲しみに寄り添える優しさが生まれたのだろうな、とか考えてもっと理人のことを好きになってしまう。あれもこれも全部憶測だけど。


理人は自分の目で見て、肌で触れて感じたことを信じているのだろうか。自分の努力を信じているのだろうか。
私が自分の何も信じてあげられないのは経験が足りないからなのだろうか。努力が足りないのだろうか。(それはそうだよ)

友だちから相談を受けたときに至って真面目に返答したら「哲学だ…」と小馬鹿にされたことを思い出す。馬鹿にしてる意識はなかったのだろうけど、悲しい気持ちになったことは事実で、未だにあの時の正解は何だったのか考えたりする。
だから多分、どれだけ考えても決まった答えがないことを永遠と考えてしまうのが私の長所で短所だろう。
理人ならあの時なんて言ってくれただろうか。


いや、なんの話?
いつもこう。


理人って優しいよね。



それ故、ものすごく謙虚なところがある。自身が褒められるといやいやいや…と少し照れながらも謙遜する姿がよく見受けられる。

きっと誕生日当日もエゴサして沢山の愛を受け取った時に、嬉しく思いつつも そんな大それた人間じゃありませんよ〜とか思うんだろうなぁって勝手に想像してみる。
わからないけど、わからないからこそ。私は理人にいつまでも 最高!かっこいい! を届ける人でありたい。

理人は本当に本当に素敵な人なんだよ。



時にオタク仕草をしてみせたり、時に弱音を溢してくれたり。聴いてる音楽も沢山教えてくれて、そういうほんのちょっとの日常を分けてもらえる特別感と親近感は、彼を身近に感じさせる。

アイドルである以上絶対に遠い存在なのに、時よりこちらに手を差し伸べてくれるように感じてしまうのはなんでだろう。


すぐそこにいるような感じ。


とか言って。
私は INI 池﨑理人の輪郭をぼやぼやなぞっていくことが楽しいのであって全部を知りたいわけじゃないんだよね。

今もこうやって、いつも考えていることをただ文字に起こして、口語的にぺちゃくちゃ喋るだけのnoteを書いている。


だから、全部は見せてくれなくていいよ。
でも、あなたの全部を教えてね。


とんでもない矛盾を抱える。



初めて会ったのは去年の11月5日、バズリズムライブの日。
ありがたいことに席も割と近くて(近くはない)肉眼で全て見えた気がした。気がした。好きなアイドルに会えること自体初めてだったから、席なんてどこでも良かった。ただそこに池﨑理人くんがいることが嬉しくてたまらなくて。
その全部をとりこぼさないように必死になって追いかけた。

終演後もぱちぱちした気持ちのままホテルにいる母親と合流して、お風呂に入ったのは深夜1時頃だっただろうか。


ホテルまでの道中、一人で歩きながら必死に記憶をメモに起こしてたんだけど、その時のメモを見返したら1番上に「理人が楽しそうでよかった」って書いてあって、私の推し活精神は相変わらずだな〜と思ってなんだか嬉しい。

母親に「理人ハーフアップだった!(泣)」ハラスメントをしていたこの日を堺にハーフアップ狂いになったことを思い出します。

かっこいいから写真載せるね

それでいて、この日からもっともっと理人にゾッコンになった。一度でも生で光を浴びてしまうともう戻れないらしい。戻りたくもないけれど。


やっぱり遠い存在。



それからツアーを経て気持ちが高まる一方、あっという間に訪れたその日。忘れもしない。
始めて君と一対一で会話をした日。
人生初ヨントンを池﨑理人くんに捧げた。
いつもは「理人」って呼んでるくせに、ちょっとだけかわいい子ぶって「りーくん」と呼んだ。

スマホの奥に『りーくんって呼ぶ!』『顔見る!』『記憶する!』『会話する!』って書いた付箋を貼っていたからか、今でも全ての記憶が鮮明に思い出せる。たったの30秒、短いようで長かった30秒。


低くて柔らかくて優しい声で、私だけの為に言葉を繋いでくれたあの時。あなたがあまりに綺麗だから。目と耳とが潰れそうになったけど、どこまでも広がる大きな瞳に吸い込まれて目が離せなかった。心臓が張り裂けそうになるというのは正にこの事。

その反対に 私の声で、言葉で理人に直接大好きを伝えられて、その大好きが少しでも何かの糧になっていたらなんて傲慢なことも思ってしまう。思うだけなら許されてもいいよね。


この先何度ヨントンをしようと、この日のことを忘れないと心に誓った 6月18日。



夏の始まり担当。
オーディションを受けた時の理人と同い年になった。
あの頃の理人と今の自分を比べてありえないほど落ち込んだあの日、自分のことが心底嫌いになった。
比べる土俵が違うだなんて、そんなの全部わかっている。自己犠牲的思考がやめられないことは本当に苦しい。


メールの通知がピコンとついた朝の10時。プラメ講読者に向けて送られてくる誕生日メールが届いた。

「出会えて幸せ」

このひと言でどれだけ救われたことだろう。
理人にとっては本当に些細なひと言だったりするのかもしれないけれど、私の中にはそれがお守りとしてずっとある。沢山ある。大切にしまっているよ。


欲しいときに欲しい言葉をくれるあなたはなんだか魔法使いみたいだなぁとか思ったりしたけど、もう言葉を選ばずに言います。
普通に神様や。
アイドルの神化禁止って心に誓ったのに。


だから、19歳でこの世界に飛び込む決断をした理人の凄さを身に沁みて実感しているところです。全部全部怖かったろうに。


INIになってくれてありがとう。



そして、本日 8月30日
夏も終わりを迎えるというのにまだまだ暑い日が続いているね。

池﨑理人くん
22歳のお誕生日おめでとう


次から次へとグングン成長していく大きな背中に置いていかれまいと、必死に追いかけたこの1年。
大胆で繊細なあなたを見ていたら私もこの1年で何か変われた気がするよ。
いや、胸を張って成長した1年だったって言える!



だからこれからも私の前を走って歩いて、追いかけさせてね。
時に後ろから背中を押してね。
暗がりを照らしてね。
疲れたら一緒に休もうね。



そしていつまでも
私があなたを支える言葉の欠片であれますように。
あなたを照らす一つの光であれますように。




理人に出会えて人生最高!
愛だけ受け取れ!




2023.08.30





遅刻してごめん!

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