2022年　順位予想セリーグ編（4位～6位）

前回はパリーグの順位予想をしましたが読んで頂いた方々ありがとうございました。
今回は引き続きセリーグの順位予想をしていきたいと思います。
それでは早速順位予想していきます。

6位　中日ドラゴンズ

～考察理由～
昨季は投手陣が12球団で防御率1位と輝きを放ちました。
柳、大野の左右の2枚看板は強力で昨季8勝を挙げた小笠原も安定感が出てきました。
また背番号18を背負う梅津とWリーグで大気の片鱗を魅せたドラ1右腕高橋橋宏斗にも期待が高まります。
リリーフエースの又吉がソフトバンクへFA移籍したのは痛いですが人的保障で獲得した岩嵜も実績充分で代役が務まりそうです。
抑えのR.マルティネス、祖父江、福、藤嶋、田島、谷本など量、質共に揃い12球団№1の投手陣は今年も健在です。
しかし得点は12球団ワーストとなり5位に沈んだ原因となりました。
得点力不足を打破するためにドラフトでは1位ブライト健太、2位鵜飼と長距離砲を連続指名。
ビシエドの引き留めにも成功しましたが資金難やロックアウトの影響もあり新外国人の大砲候補の獲得には至らず、野手は現有戦力の底上げが必須となりました。
しかし近年ドラフトで地元選手の1位指名に成功し根尾、石川のスター候補や石垣、岡林など有望な野手が揃います。
彼らの覚醒が上位進出のカギとなりますが過度な期待は成長の弊害になるかもしれません。

キーマン
投手：梅津　晃大
野手：高橋　周平

5位広島東洋カープ

～考察理由～
昨季は終盤3位巨人に猛追す快進撃を魅せたがCS進出に一歩及びませんでした。
最終的に5位に終わりましたが若手の成長など実りあるシーズンとなったのではないでしょうか。
投手陣は九里が13勝を挙げ最多勝を獲得しエース大瀬良も10勝、昨季新人王の森下も8勝に留まりましたが東京五輪では決勝の米国戦に先発し好投するなど金メダルに貢献しました。この3本柱に新外国人のアンダーソン、左腕の床田、高橋昂、玉村、ルーキーの黒原と森の誰かが出てくれば上位進出も見えてきそうです。
リリーフも昨季熾烈な新人王争いを勝ち抜いた栗林が今季も守護神として立ちはだかります。
しかしその前を任せる絶対的な存在に欠け森浦、島内がもう一皮破るか中崎、フランスアの復活が待たれます。
野手陣に目を向けると4番の鈴木誠也が抜けるのが本当に痛く、攻守に貢献度が高かった為、簡単には穴は埋まりませんがドラフトで中村健、末包と右打ち外野手の即戦力を指名し、AAAで実績のあるマクブルームも獲得しました。
上記した若手の台頭では小園が田中広輔からレギュラーを奪取し、林も二桁本塁打、坂倉も一塁と併用されながら最後まで同僚の鈴木誠也と首位打者を争い宇草も高いポテンシャルを魅せ、羽月、中村奨成らも成長を確認できました。
若い選手の勢いを菊池涼、西川ら中堅の選手らが引っ張っていけるかが上位進出のカギとなるでしょう。

キーマン
投手：玉村　昇悟
野手：マクブルーム

4位読売ジャイアンツ

～考察理由～
昨季3位でCSファイナルステージに進出するも敗れ日本シリーズ進出にならず、今期は優勝、更に日本一は必須で名門復活を目指します。
お家芸のFA補強や新外国人の獲得が上手くいかず昨年優勝を逃してしまい
2018年に獲得した丸佳浩以外は戦力の上積みにはなっていません。
そのせいか層が薄くなり昨季終盤には中5日ローテを余儀なくされそれが裏目に出て失速につながりました。
今季はドラフトでも大社卒を上位で指名し層を厚くしようとしているのが窺えます。
中でも2位山田龍聖と3位赤星は開幕からローテを狙える実力者で昨季11勝を挙げた高橋優や9勝の戸郷、五輪ドミニカ代表のメルセデス、MLB帰りの山口、新外国人アンドリースらと争います。
またV奪還にはここ数年ピリッとしない大黒柱のエース菅野の復活は必須で今季は15勝は期待したいところです。
リリーフはビエイラが抑えにハマり中川、デラロサ、鍵谷、高梨などが控え安定しています。
野手は打線の核に昨季2冠王の岡本がドッシリ座り脇を構える坂本、丸も全盛期からは成績を落としているもののまだまだ健在。
昨季ブレイクした1番松原が今季も1番に定着し、昨季MLBで二桁本塁打を放った新外国人のボランコが日本に対応できれば恐ろしい打線になりそうです。
他にも中田翔、ウィーラー、梶谷らが控えますが一塁、捕手に不動のレギュラーがいないことが不安要素でもあります。

キーマン
投手：菅野　智之
野手：松原　聖弥

パリーグ同様セリーグも6位～4位までまとめてみました。
こちらも順位にかなり迷いましたが最後は私の野球観（あてにならない）で決めました。
ご意見ご感想などお待ちしておりますのでコメント等宜しくお願い致します。