リストカットのような
消えてしまいたいとき
自分が自分であることが耐えられないとき
こんなに苦しくても死ねない自分のつらさをわかってあげたくて
手首に刃物を当てたことがある
健康的な張りのあるわたしの手首は
100円ショップで買ったカッターの刃を受け取めることすらしないで
拒絶した。
地味に痛かったんだけどな
血も少しは滲んだんだけどな
こんなの、かすり傷じゃん。
1週間もすれば跡形もなく消える
その小さな傷。
だけど、
リストカットを試みたことがあるという事実が
わたしには大切だったみたいだ
今では刃物を取り出すことはしないけど
どうしようもなく苦しいときに
「わたしは今、こんなに苦しい」
「苦しいけれど、息をしている」
「誰かにこんなわたしを受け止めてほしい」
と思うことはよくある。
そんなに都合よくいつも受け止めてくれる人がいるわけもないので
自分で自分を慰める方法を探る
多少元気があるときは
「息してるだけで偉い」
って思えるんだけど。
どうにも苦しいとき(閉塞感があるとき)は
空想で広い世界に現実逃避するっていうのはどうだろう。
中学生の頃はよく空想して、
物語を作ったりしていたのに
いつからから空想しなくなり
現実的なことばかり考えるようになった。
いつも相手の気持ちを考えるために頭を使っていたら
そりゃあ疲弊するよなと
今、本当にたった今気が付いたところだ
ということで
今から楽しい世界を空想してみることにする。
おもしろい物語ができたら
メモ程度になるかもしれないけど
ここに記したい
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