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私にとって「東京」は生まれ故郷ではあるが、決して優しくは無い場所でもあった。

東京を離れて10年が経ち、最近は遠く離れた場所からインターネットを通じてJ-Waveや湘南ビーチFMを聞くことが多くなった。

これが実に心地よい。地方都市ではなかなか聞けないエコにまつわる事例だとかが連日教えてもらえるし、交通情報一つを聞き渋滞箇所を頭の中で思い出したりすると、一瞬自分が東京にワープしているような気持ちを強く感じる。

地方という視点を持つことが出来た今プレジャーランド一大消費都市東京をあえて表現するとしたら、人生という長い時間潰しを過ごすには消費一方だけでは飽きてしまう。というかえらくお金がかかる場所だなぁ。ということ。

実際は東京でも都心から離れれば、地方都市とあまり変わらない金額で家も買えるし生活費も安くあがる。しかし、東京が違いが故に都心に出ると駐車場代だけでこんなにかかるの?!と、おなか一杯となる。

逆に、良い面は実は「監視が緩い」こと。

地方のように高度に行動を監視されている社会に身を置いてみたことのある者からすれば、東京の監視はまるで間のぬけた場所にある監視カメラのようなぬるま湯だ。

うだつの上がらない自分には逃げ込める場所がたくさん見つけられてしまう。しかし、その場所は決して居心地が良い訳ではない。

今は、その東京の緩さがまた気になる時期になっていることを感じる。

あなたにとっての「東京」はどんなものですか?

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