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最近の漫画の話するだけ

🍒全然ネタバレします🍒


最近は大学の学期がほぼ終わりがけでめっちゃ漫画読んでますー。

バトル系から恋愛系まで雑食なんだけど、最近は主に恋愛系を読んでました📖

ランキングは失礼なのでつけませんが、ちょっと長めに紹介します!一番下が一番オススメ(シリアス系です)


恋愛漫画大賞(超王道三選)

1.可愛いだけじゃない式守さん

・あらすじ
かっこかわいい式守さんと不幸体質の和泉くんのお話

・感想
この漫画200話近くあってイッキ読みしたんですけど、読み終わった時の喪失感えぐかった。最初は主人公二人にフォーカスがあって、段々友達を巻き込んで青春するんですけど、青春いいなあってなります。

内容で言うと、結構序盤に式守さんのライバルの狼谷の話、良かったですね。

狼谷はめっちゃかっこいい!けどそれが理由で周りからは特別扱いされるので、唯一普通に扱ってくれる和泉くんのことが好きになりました。

この漫画の登場人物は全員良い人なので、勿論狼谷の話も時間を経て解決していき、皆仲良くなります。

あと凄いのは、文化祭のくだり。一年生の時、和泉くんが式守さんを文化祭に誘って、その後告白。二年次の文化祭は物語の序盤に描かれますが、ここでは終わらない!三年次の文化祭もあります!

これは珍しいか。

受験の話も良かったね。

あとまあまあシリアスもありました。けどめっちゃ感動。200話あるのでしっかり楽しめました。


2.氷属性男子とクールな同僚女子
・あらすじ
氷室くんと冬月さんの社内恋愛のお話

・感想
これTwitterで連載されてた時からずっーと追ってるんですけど、最初はまじでくっつかんやろなあって思ってました。すいません。

冬月さんはクール+鈍感(?)で、氷室くんはクールに見えてめっちゃテンション高い。

まあ結論付き合ったんですけど、そのシチュエーションが良かったね。

冬月さんが海外に転勤になるー、っていう流れで氷室くんが焦って告白、みたいな感じでした。

成功したのはいいけど、どうやら本当に海外転勤するみたいで、どうなるんやろ?って思って読んでました。

多分王道の恋愛漫画だと、「誰かに代わってもらう」もしくは「ないことになる」みたいな感じで転勤回避すると思います。

でもこのお話では、冬月さんしっかり転勤します。

ただ上手いなあと思ったのが、転勤が半年っていう。

もう帰ってこない訳じゃないけど、しばらくは会えない、っていう状態にすることで、氷室くんの焦りの告白は意味を持つし、帰ってきた時のお話も作りやすい!(しばらく会ってないから、、、みたいな)

いいですねえ〜。


3.久保さんは僕を許さない

・あらすじ
めっちゃ可愛い久保さんとめっちゃ目立たない白石くんのお話

・感想
構成とか展開は式守さんに似てるんですけど、久保さんが可愛すぎるわ。

ほんで白石くんもめっちゃ良い人。

白石くんは人に気付かれにくい体質だから中学では友達がいませんでした。

でも高校に入って、久保さんに出会います。

久保さんは白石くんのことを気付ける家系(?)の人らしく、これが二人の関係の特別感を増してる感じです。

明らかに久保さんは白石くんを好きなのに自覚してなかったり、白石くんは疑心暗鬼すぎて好きになるまでに100話ぐらいかかったり、、、というド青春の恋愛をめっちゃ上手く描かれています。

あと、白石くんのお母さんはほんまに良かったなあ。

実はこれ読むの3回目位なんですけど、毎回新鮮な気持ちでめっちゃ楽しめます。オススメ


ラストは一番のおすすめ(因みに私は二度と読みたくありません。でも読むんやろなあ)

1.兄の嫁と暮らしています。

これ多分冬とか夜中には読まない方がいいですね。
これに衝撃を受けたので今回記事を書いていると言っても過言ではない。

・あらすじ
幼くして母と父を亡くしてしまった大志と志乃が主にメインの話です。ただ、大志は登場しません。亡くなってしまったからです。話の主人公は妹の志乃と兄の嫁の希です。大志という大切な人を亡くしてしまった二人が一緒に生活していきます。

・感情の伝え方がすごい。
多分多くの人にとって身内が亡くなる(志乃は家族全員亡くしています)経験は貴重なものです。私もそうなのですが、そんな私にもまるで自分の事のように読めました。

・大志の顔
物語の序盤では、志乃や希の回想の中で、大志の顔ははっきりと描かれかれません。ただ、話が進むにつれ(2人が大志の死に向き合っていくにつれ)、大志の顔がはっきりと分かるようになります。

・人ってこんなに複雑なんだ
正直私も二人と同じで色々と考えてしまう性格です。けどそれは大抵家族、友達、恋人の間での、いわゆる「私とあなた」の関係ですね。ただ主人公の二人は実の姉妹でも友達でも恋人でもありません。だからこそ、二人の気持ちは複雑です。

・感想
構成が圧倒的。(現在出ている話の)序盤から中盤は志乃→自立したい、心配かけたくない 希→志乃に依存している が圧倒的な二人の悩みでした。最近はそれらのテイストを残しつつ、志乃→大志のこと、希との関係 希→大志がいない にフォーカスが変わります(ちょっと大雑把すぎるか)。志乃はバイトを始め、受験に本気になり、将来のことをしっかり考えるようになりました。希は志乃が居なくなることへの不安が時々大きくなることもありますが、それを克服したような描写もチラホラ。ただ、大志への思いは深くなっていきます。それでも不安の度合いはちょっとずつ小さくなっていきます。それは二人が成長しているからですね。色々なことを経験して、二人で話しあって、他人に相談して、確実に成長していきます。

ただぁ、クリスマスの事件はちょっと重すぎるか。

🍒ネタバレ🍒
クリスマスイブに、志乃は大志の弟分の立花から指輪を貰います。それは大志から希への遺品でした。(大志が立花に預けていた。そしてそのまま大志は亡くなって立花は希に渡せず。立花はその後志乃とバイト先で同僚になりました)志乃は思い出に土足で入られ、ショックを受けましたが、何とか回復。そして、あまり何も考えず希に渡します。

で、希は号泣。そして志乃が「お兄ちゃんからじゃなくてごめんね」的な事を言いました。それに対し希は「ホントだよ」とぼそっと呟きました。

後の話で直ぐに志乃は気付きますが、遺品を渡したことで、「大志はもうこの世には居ない」ことを希に再認識させたようです。(因みに、志乃も兄の遺品の話を持ち出してきた立花に似たような気持ちになっていました)

ほんで99話~101話、凄すぎて、逆に怖いで。これはまじで衝撃なので何も言いません。てか言えません。終始心臓バックバクでした。ここら辺でクリスマス編のわだかまりがようやく一段落します。

クリスマス編に突入する前に、志乃はナレーションで「この日の前に戻りたい」みたいなことを言います。恋愛漫画じゃ、よーくある展開のひとつです。でもそれって大抵、気まづくなったけど元通り!みたいなことがほとんどですね。

この漫画はまじで違う。悪い意味で言うと、この時のわだかまりがずーっと続いて、二人の中で地雷になる。いい意味で言うと、これが成長のきっかけになる。良くも悪くも作者さん(くずしろさん)は、「人間」を繊細に繊細に描かれています。

これ初めて読んだ時は、本当に心臓がキュッとなりました。コマ割り、台詞、表情の描き方がまじで上手すぎる。

あと、クリスマスの直後ぐらい、志乃が両親からの遺品を見つけました。その瞬間に、志乃の左隣にヒュッという擬音があったのは、ほんまにビックリした。だって私も心臓がヒュッってなったから。

そういう意味で言うと、この作者さんは本当にすごい。物語の全体を見つつ、細部まで手を抜かずに描けるのは尊敬ですね。

また、希は実の母親とは仲があまりよくありません。希の母親は大志が亡くなって、「志乃を養子に取ろう」と提案します。しかし希は大反対。お母さんは不安を押し殺して、二人のサポートに回ります。

またまたクリスマス編ら辺。希は母親に、志乃への心配(過保護)を打ち明けます(希は志乃に、大志の死を一緒に苦しんでほしい+離れて欲しくない、寂しい)。

これが実は対比で、希母→希への心配が、希→志乃への不安となっています。

あの時は分からなかった母の気持ちが、希にもやっと分かる場面ですね。

他にも希→志乃への気持ちが、志乃→希になって、そのまま返ってくるシーンもありました。

ちょっとすごすぎるか。

ただぁ、多分もう二度と読みたくないなあ。

んー、まじで辛い。特にクリスマス編、その後にある99話~101話が両方ともしんどすぎる。これリアタイしてた人どんな気持ちで一週間過ごしてたんやろ?ぐらいのレベル。

でも沢山学びました。特に相手への優しさと依存だったり、親と子どもの関係だったり、、、。

二人の周りが優しい人達で良かった。(序盤のおばはん先生だけは許しません)

でもまた読むかもなあ。

因みにバトル系でいうと、ワンピース、呪術廻戦、僕のヒーローアカデミア、SAKAMOTO DAYS、HUNTER × HUNTERは王道JUMP系のおすすめ。

最近1番面白かったバトル系はカグラバチって漫画です。

以上です。アラシタ〜

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