とり

電子書籍とオーディオブック

 ここ数ヶ月オーディオブックとkindleを使っている。

  オーディオブック、こちらはkindleと同じくamazonがサービス提供をしているオーディブルというものである。これは、最近youtubeを流しっぱなしにして「聴く」ということに慣れたので「読んだことのなかったような難しい本も、これなら読めるのでは?」と読むならぬ、聴き始めた。完全には分からなくても「読み流す」というのは通常の紙の読書でもたまにあるので流れていくのに任せる。前後の内容すらわからない時はスクロールで戻ればいい。料理中も入浴中も何をする気が起きない時もなんとなく流しておけば「無駄なことをしている」という気分にならなくてよい。

 kindleは、最近prime会員の無料本が豊富にあることに気がついたので利用しはじめた。prime会員は録画サービス目当てで、だらだら会員を継続してきたが、実際にはあまり見なかった。買い物に利用させてもらっているので全く無駄ではないが少しもったいない。
 だがここにきて、会員特典の書籍が読みたくて本を読み始めたら便利で通常の本も何冊も買ってしまった。機器自体が古いため読み込みが遅いが、割引も豊富だし、すぐ「買おう!」と思ったら読めるし、一人暮らしでかさばる本をためていく必要がない。実際の本棚にいれて背表紙を眺めたいような本は厳選して買うとして、とそう思うと新品の本を買うには、kindleとても便利である。というのも、その本が仕事に必要なちょっと大きいハウツー本だったりするので、最新のものがほしい上にちょっと高価なものが多いのだ。電子書籍なので、ネットさえ繋がれば仕事でPC作業中に開いたりもできるのでやっぱり便利だ。

  紙の本は、平日はベッドとトイレにおいて気が向いた時に読んでいる。休みにはリビングに積んであったものを進めていくなどして楽しんでいる。もともと文学や小説ばかり読んでいたので思わぬところでジャンルが広がった気がして、なんとなく人間が豊かになった気がして、なんとなく嬉しい。
「やっぱり本は紙でなきゃ、電子書籍はなあ」と思っていたけど、手元に置いておきたいコレクションしたいものと、実用的な部分で自分がどうしたいかを選んでうまく使っていきたいなあと思う。

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