おれんじ

茶こしと漏斗

 去年あたり、かの有名な「LUPICIA」の茶葉をもらったのだが、ストレーナーの掃除があまりにも面倒な上、カップに注ごうとすると茶葉が落ちてくるのでそれはしばらく放置されていた。しかし最近「カフェイン摂取すると集中力あがるぞ!」と聞いたことで、いつも通り「ほんとにいいかわからないけど気持ち的に集中力あがった気になれるかもしれない」と思い、放置していた茶葉を飲もう!と決意したのだった。


 茶葉で紅茶を淹れるためにはストレーナーの他に、茶こしを使用する、自分で市販の袋に入れる、などの方法を知っていたのだが、私は新しく「ボール茶こし」の存在を知った。茶こしは籠に取っ手が付いたような形のものしか知らなかったのでこれは便利だ!と思った。なぜならこれならいちいち買う必要がないし、うまく使えば一度に大量に作れると思ったのである。
 ケチな私はカップで一回一回飲むのに用意するのが面倒だしもったいないと思っていた。一度に量がほしい、保管ができたらなおさら良い。しかしかさばるやかんを新たに買うのは嫌だった。結論として「片手鍋が一つ余っているし鍋で作ればいいのでは」と鍋で紅茶を煮出すことにした。これとボール茶こしは相性が抜群だった。

 次に考えたのは、大量に作れるのであれば持ち歩きや保管もしたいということだった。しかし鍋で作ると間違いなく注ぐとき零してしまう。そう考えると漏斗が必要だと思った。私は基本100均で食べ物着るもの以外の生活用品の5割?いや7割?を揃えるのだけど、今回も100均でよい漏斗がないか調べたところ、シリコン製のものを発見した。こちら蛇腹型になっており、使っていない時は平らに畳んでおけるし、吊るしておける穴もついている!ということで購入。若干洗いにくいなとは思うけどしっかり利用できているし、洗いにくいのは通常の漏斗も同じなので仕方ないと思っている。

 こうしてちまちま紅茶を飲んでいるのでした。でもよく零します。これは漏斗が悪いのではなく、注ぐ量の目測を謝る私が悪いのだけど。

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