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"可愛さを忘れずに生きる"ということの意味

私が心をつかまれてしかたない
"可愛い女子"の1人は小4の娘
(双子娘の次女さん)

お昼ごはんを作っている時に
長女が麺の茹で具合を確認して
食べていたのを見た次女が

「えーっおいしそう!反対側から、
ちゅるちゅるって食べたい❤」


とか言いだして、キャッキャしながら
ポッキーゲームみたいなのが始まったり
"食べさせ合いごっこ"が始まったり

天真爛漫な次女に振り回されながら
アホなことをして笑い転げて
いつも楽しそうにしている子供達

喧嘩している兄姉を見ていても
マイペースで明るく可愛い自由人
次女の存在がうまく中和している

双子の娘たち
性格もキャラも全く違うけれど
共通してるのは2人とも
ハッキリものを言うところ

娘たちは、お兄ちゃんに
偉そうに言ってはイライラさせて
(息子も難しいお年頃)
よく喧嘩もするけど、最終的には
息子が折れてうまくいくのを見て

兄妹という"小さな社会"の中で互いに
いろんなことを学んでいるんだなと
成長に感心することも多い母です。

長女はよくマウントしようとして
ぶつかっては泣かされてるけど

「お兄ちゃん、さっきはごめんね…」
しょんぼり可愛く謝りにいく

息子は優しく返したり
頭をナデナデしながら
「言いすぎてごめん」と謝ってる

次女は甘え上手で愛嬌があり
口喧嘩になってもどこか憎めないので
兄姉をふりまわしながら末っ子気質
皆に愛され、上手に生きてる感じ。笑

息子は力で勝てるとわかっていても
ぐっと堪えて娘達に手は出さず
「手を出してしまいそうになるから」
と自分の部屋へ頭を冷やしに行く

それを見て、兄の優しさに気づき
ちゃんと後で謝りに行く娘たち

みんな何かを感じ、少しずつ
成長しているんだなぁと
兄妹喧嘩の中から発見することも多い

ヒントやキッカケは与えながら
自分で何かを感じ、気づけるように
寄り添い見守っていきたいから
あまり細かいことは言わないけれど

「女の子は男の子に力では勝てないし
無理に勝とうとしなくていいんだよ。
勝ちたければ戦い方を変える方がいい。
"女の弱さ"を武器にするのはダメだけど
"可愛さ"と"愛嬌"は忘れずにね」
「男の子は女の子より力も強いし体も逞しい。
その"強さ"は誰かを傷つけるためじゃなく
大切な人やモノを守るためにあるんだよ。
"強くなる"って、そういうこと」

この2つだけは、私が子供達に
日頃から伝えていること。

誤解されるかもしれないけど、これは
「男の子だから/女の子だから我慢しなさい」
という意味で伝えているのではない

人間だから笑えない時もあるし
暴言を吐いたり、相手を論破する方が
どんなに楽だろう
と、思う時があるのも事実だし

"可愛くいること"、"負けて勝つこと"
は意外と難しいことであり
努力が必要であることにも気づくと思う

人に弱さを見せたり頭を下げたり
下手(したて)に出ること
仕事のシーンに置き換えて考えると

・相手の顔を潰したり、プライドを傷つけずに
(論破せずに)交渉で勝てる人

・偉い人なのに上からではなく、気さくに接してくれる人

・相手の才能や実績を自分と比較せず、素直に褒めることができる人
(「自分も…」と我を出したり、手柄を奪おうとしない)

などにも通ずるかもしれない。

見えない努力の積み重ねによる自信
強さがあると虚勢を張らなくてもいいから

「賢い人ほどアホになれる」
という言葉も理にかなっているなぁと思う

我を通すでも、相手に譲るでもなく
(上下関係をつけるのではなく)
お互い対等に歩み寄れると気持ちがいい

強く優しくしなやかで
"いくつになっても可愛らしい人"

は私の永遠の目標でもあるけれど

子供たちも、兄妹や友達という
小さな社会の中でいろんなことを学び
優しさ、生きていく強さを身につけながら
社会へ出る準備をしてもらえたらいいな。

手を離し、目を離しても心は離さず
そっと見守っていきたいと思います(*´︶`*)

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