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SHOGUN 将軍/真田広之 他 サブスクから その2

Desny+で「SHOGUN 将軍」第1話、2話が2月27日から配信中です。昨日(3/30)朝日新聞のサイトで知り、早速観始めた。確か1980年に三船敏郎主役でもドラマ化された。原作はジェームズ・クラヴェルで1975年出版の「将軍」である。当時話題になり、TVで観た記憶がある。
今回は、真田広之さんが主演・プロデュースで、ハリウッド映画であるが、極力日本人から見て、違和感の無い戦国時代を描いている。そういう意味で、ハリウッド製の時代劇が正しい時代劇になっていると言える。
今日(4/1)までに第2話までを見たが、あくまでも時代考証に基づいたフィクションとしての時代劇を、ハリウッドが製作できるようになった。ひとえに真田広之氏の尽力であろう。そう云う意味で、彼の貢献は大きい。実際彼のインタビューを読んでも、この製作に没頭して、プロデュースから主演まで勤め上げていることが分かる。例えばNHKの大河ドラマと比較したら、そのセットや衣装には、何処と無く違和感を覚えるが、当時のイギリス人から見た日本を描いているのであって、日本人が描く戦国時代では無いと言える。
同時にそれはハリウッド製と思えば、許せる範囲だと思う。例えば日本人がハムレットやリヤ王をイギリス人が見て違和感の無いものに作れるだろうか?同じことである。
それにしても、この時代に、大航海時代のイギリス人と戦国時代の日本人が出会い、別な世界を築いていったことも、感慨深い。
第2話で、真田氏演じる大老が、按針からスペインとポルトガルが世界を2分割して専有する秘密協定を知りシーンがある。戦国時代を国内の視点でなく、世界的な視点から見る役割を果たした按針という歴史的な人物を描くことと、その影響を受ける将軍(真田)の関係性も面白いドラマである。




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