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2010年「ひゅうが」見学 その1

2010年11月に、建築士会の見学会で横須賀の海上自衛隊のヘリ空母「ひゅうが」他を見た画像があり、掲載したい。
この5ヶ月後に「ひゅうが」は東日本大震災の救援活動で活躍した。三陸海岸沖からヘリで被災地支援を行った。この見学は震災前なので、今思うと感慨深い。
しかし自分の記憶は殆どおぼろげで、コメントも正確でない場合があると思われ、ご了承頂きたい。なお当日、撮影は特に禁止もされず、iPhoneで撮影した。
また、誤解を恐れて書くが、自分は右翼でも軍国主義者でもない、どちらかというと平和主義者である。単にメカが好きで、年甲斐もなくハイパーカーのプラモデルをamazonで買い、航空機の雑誌を熱心に読んでいる単なるエンスージアストである…ちょほほ。

当日は2隻に乗艦した。ヘリコプター空母「ひゅうが」、護衛艦「いかづち」である。

これは護衛艦

最初に見学・乗艦したのは、メインの「ひゅうが」

「ひゅうが」の艦橋

乗艦は、艦橋側右舷の昇降口から入り、ヘリ格納庫>昇降エレベーター>甲板となった。

艦橋側搬入口から乗船

乗船するとそこは、ヘリ格納庫で、SH-60K 哨戒ヘリコプターが1機いた。

SH-60K 哨戒ヘリコプター

格納庫の一部は昇降エレベーターになっており、それで甲板へ上がる

エレベーターから艦橋を見上げる


エレベーター付近


甲板、中央から船首方向を見る

甲板に上がると、全長200m弱のヘリ着艦用甲板は広大で、かつ表面は凹凸が大きく驚いた。摩擦が出るように表面は加工されている。それまで、航空母艦の甲板は、平滑だと思っていた。

船首から艦橋側を見る、広大である。


艦首 CIWS 高性能20mm機関砲

CIWS を見ると軍艦であることを意識させられる。かつて北朝鮮の密輸船を撃沈させたものと同型である。

船尾から船首・艦橋を見る、広大である


見学者へ説明する海上自衛隊隊員
吾妻島 ここには弾薬庫がある

「ひゅうが」が接岸していたのは、Y-1岸壁で4時方向には、吾妻島が見えた。横須賀港に入港する自衛艦・米軍艦は、そこに弾薬を一時下ろし、接岸すると、10年後見学クルーズで聞いた。

Mk.41 VLS (16セル)×1基

船尾にはさり気なく、対潜ミサイルの格納庫がある。多分説明を受けたと思うが…。このハッチ下には、16機のミサイルが。

Mk.41 VLS (16セル)×1基
ESSM 短SAM
VLA SUM 対潜ミサイル

甲板見学後、再度エレベーターで格納庫へ降りる。再度SH-60Jの説明を受ける。


回転翼は外されている


機首下にセンサーが見える


テイルブームは折りたたみ式だが、当日は通常位置に。

機種後部のチャフ・フレア・ディスペンサーとフライトレコーダーは上画像の反対側にあった。



隔壁の先は行けなかった

「ひゅうが」見学はここまで、流石に艦内見学は無かった。現役自衛艦だから機密保持もある。
次回は、隣接していた第一護衛隊艦「いかづち」の見学です。

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