フォローしませんか?
シェア
aalto yuki
2024年4月13日 10:00
そこは関東ローム層を覆う黒ボク土が開墾された新治台地が広がっていた。北側を見ると筑波山系の南端の雪入山が見えるが、他は見渡すかぎり平地で、乾燥すると砂埃、雨が降ると泥地になるという今では想像も出来ない日常があった。越してきて、春一番が吹いた時のことです。朝起きると布団の周りのたたみが、じゃりじゃりするのです。よく見ると、畳の上に薄っすらと細かい砂が積もっていた。今の住宅のアルミサッシと違い