2023/09/18　子に言うことはブーメラン

　7時起床。7時半に起きる息子1のために30分早く起きた。カレーの残りで朝食。2日目のカレーだ。特に美味しく感じない。私の作った私のカレーの味だ。どんなルーで作っても、私にとって取り立ててなんてこと無い、私が作ったカレー。その他ゴールドキウイを切る。私は炭水化物は食べない。

　息子1が、雨降ってるし遅れられないから送ってくれ、と言うので学校まで送る。息子の高校は近い…地域の中学の校区内にある。それほどの近さでこれだけど、まあ送ってやる。ギリギリマスターがこんな事を言うのは、この9月から部活が幹部交代して金管リーダーおよび学生指揮者に就任したため。幹部の一人である。しかしあれだろ、全員に役職付いてるんだろ？〇〇係とか、と思い、そう聞くと失礼なのでそれとなく聞くと、幹部は部活内で5人だと言う。ええー、70人近くいる中で5人とは、まさに幹部ではないか。
　こうなってしまってはさすがに自分が遅れてはいかんと思ったらしい。息子が高校生になってから、何でも自分でやりなさい、登下校送りません、ということにしていたけれど、子はあまりに忙し過ぎるので、本人には言わず、その決まりはなし崩しにしている。部活プラス管楽器のソロのコンクール、文化祭に出るためバンドの練習、今後はユースのオーケストラとか受験期までは過密スケジュールが確定してしまったので、時短できるところは親心として手伝ってやろうという気持ち。

　午後、息子2のところへ。息子2、知らん間にユーチューバーになっとった。全然問題はないようなトラブルで本人がものすごく動揺して連絡してきて発覚。この人、幼児期はレタスになりたいとか、かびるんるんになりたいとか、かなりのお花畑だったその後、まともな職種として言った将来の夢がユーチューバー。夢を叶えてシレッとしていたなんて。すげえな、息子2。動画によっては結構な再生数いってるらしい。アカウントは全く教えてもらえないけれど。今、動揺が動揺を呼び、大動揺している。このところものすごい思春期で、既読無視、何だったら未読で会ってもくれなかった人が、頼ってくれたので行く。せいいっぱい慰めて帰宅。

　帰宅して書き物。この書き物は全く短歌ではないもの。私について、祖父が生前ずっと「あーさんは短歌とか俳句もいいけど文章を書きなさい」としばしば言っていたことを思い出す。短歌は私なりの誠実さを持ってやると決めているけれど、今やってる書き物も、書かずにはおれず書いているものなので、祖父を思い出すのかもしれない。

　息子1、6時半に迎え要請、行ってやる。部活からの、この先の演奏の企画会議で幹部と部員で用のある子入れ代わり立ち代わり数時間。ファミレスで食事し、おやつを食べ、ドリンクバーを飲んで頑張ったらしい。ファミレス様に感謝。私も吹奏楽部だったけれど、田舎の弱小部活だったせいか、そんなことはしたことない。都市部の強豪部活ってすごかねー、おそろしかねー、の気持ち。
 
　晩飯、鳥のつくねと野菜のスープ、ニラ豚玉、ごはん。食事に野菜を多く摂ることはそう難しくない。が、たんぱく質量を上げるのは難しい。いかにたんぱく質を食事に多く取り入れるかが私の関心事。

　翌日は歯のメンテナンスで気が沈んでくる。行きつけの歯科でここ10年以上、延命させてもらった歯があやしいことになってきていて、憂鬱。そもそも歯に関して意識が低い家の生まれなので、子供時代のケアが行き届かず、というスタートのツケを今払っている形（このツケは私の不注意ばかりではないのだけど）。
そんなわけで、元々悪いので今後の覚悟は決まっているのに、動揺している。もうまったくもって、息子2とそっくり。私は今日動揺している息子2に「過去に戻って取り返すことは出来ないのだから、動揺してもしょうがない。前向きに」とか言ったけれど私こそ、そう。子に言うことは全て自分のブーメラン。情けない。
　歯のことが気になって、寝付けず、あまり眠れず。覚悟が足りん。