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2022/07/06 サラダ記念日にサラダを

 曇天模様。2日、洗濯を干すような天気じゃなかったので今日は勝負に出る必要がある。降りそうで降らない感じで判断に苦しむ。

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 弁当、オムレツ、コールスロー、タレ付唐揚げ。ふりかけは御飯の友。体育がある日は身を軽くするためにか、少なめ。後で買い食いして辻褄が合っているはず。

 午前作歌と資料読み。少し掃除。そんなことを繰り返していると昼になったので、これではいかんと買物へ。

 午後になって、検索ワードとかそういうのでサラダ記念日だと気づく。サラダ記念日を自分のなにか、マイルストーンとして挙げる歌人は多いけれど、私にとってもそう。衝撃を得た作品だった。引っ越しの度に無くなって、買い直すと出てきて、しばらくするとまた無くなって、という私の本棚の不思議本。

 好きな歌、一首。

卵二つ真剣勝負で茹でているネーブルにおう日曜の朝
 俵 万智 『サラダ記念日』 1989年 河出書房

 この歌をあまり誰かが引用したところを見たことがない。論じるべき強い歌は他にたくさんあるけれど、ここ数年、こういう歌が気になる。たかがゆで卵に真剣に挑んでいる若さ・未熟さとネーブルオレンジが相まって、そのみずみずしさが眩しくって仕方ない。私はそういう歳になったのだろう。今はもうあまり店頭でネーブルオレンジを見ることがないから、懐かしさもある。

 本当はサラダではなく別の食べ物だった、と聞いたことがある。でも7月6日という日はサラダに適している。晴れていても曇っていても1日にサラダが映える。こんなにサラダを美味しく食べられる日ってそうない。ということで食べた。見出し画像のもの。

 全国の感染者数がまた増えているらしい。我が熊本はものすごい伸び率。どうしちゃったのかね、と思うも、悪い熊本人の器質が出てくる。熊本が唯一だとものすごく嬉しいのだ。当然ながら、ヤクルトの村上宗隆さんが調子良かったり、水泳の富田宇宙さんがいい成績をあげたり、こういう良いことは手放しで嬉しい。しかし日本で一番暑い気温を叩き出したり、とんでもない犯罪者が出たり、そういうことでもうっすらと、嬉しくなるのだ。

 オットが「ちょっとおー、どういうこと? 1589人て」とうっすら嬉しそう。「やっぱり九州の中心だからかな? 」などと言っている。ちなみにこの日福岡県は1800人超え。ちょっと多くなったところで、すでに規模が違うから数字でも勝ててないというのに。勝ててない、と無意識で使っている私も私。息子1はくまモンのテーマソング『くまもとサプライズ! 』でも「九州のおへそ、熊本」と歌っているだろう? という。そうか、あの歌もこっちの仲間か。

マイベスト『くまもとサプライズ! 』動画、貼っておく。

 アメリカ空軍太平洋音楽隊だけのも良い。こうして気にかけてもらえるとうれしいもの。じわっとくる。編曲がおしゃれ。ウィスパーボイスなのも良い。

 与太話と動画は置いといて、息子1の学校、やっぱり毎日着々と感染者が出ている。でも、私たちはなんとも思っていない。「ふーん、感染ぐらい普通にするよね」とか思っている。私達だけでなく、全体的にそうだと思う。お店もゆるい。こないだは美容院で久しぶりに顔そりサービスがあった。もちろんマスクを外す。感染禍になってから今まで中止されていた。

 マスクの効果は置いといて、かかりたくはないし、対策をゆるくしたりとかもしていないけれど、こういう自主規制緩和と気持ちのゆるみが爆発的な感染増を招いているのかも、と思う。

 晩飯、鶏とピーマンの炒めもの、きゅうりとトマト・大葉のキムチ味、味噌汁(ナス・豆腐・キャベツ。仙台の味噌)。

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