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2022/07/10 子、また行く/投票へ

 全く良く眠れない心地で目覚めると、息子2が起きていて私を見ている。どうも視線で私を起こしたらしい。6時半。眠れなかったというが私も寝入り際に何度も眠れないと起こされて寝不足の心地。環境が変わると寝られないものだけど、帰ってこられない間に息子2はあっちの生活がメインになってしまったよう。不憫。息子2は寝付きの悪い子供で、寝入り際・夜中、よく起こされたもの。慣れたものだったのにしばらく離れて久しぶりとなると、こんなに寝不足感あふれることになってしまうのか。慣れは大切。

 昨日息子2の洋服を全部引き上げてきた。何があって何が無いのか、全く把握できなくなったため。夏物だけ残して必要なものを整え直して、と思ったら着られるものが全然無かった。とても成長していた。全くもって足りないので慌てて買いに行く。いつも迷ってさんざんに疲れてしまうので迷わない、と固く思って行く。そう思っていくと意識が違うらしくてどれもすっと決まる。30分ほどで帰宅。タグを切って名前書いて、分類して出来上がり。最後に中間テストの結果を見て唸る。教科によって本当に天国と地獄。得意教科は満点を目指せ、と言っておく。

 午後息子2をみんなで送りに行く。途中の信号待ちの際、植え込みで鳩が一心不乱になにか食べているので激写(見出し画像)。無防備。

 最後に息子2は車内でPCR検査。検体採取して車で1時間強待つ。これが陰性だと普通に部屋に戻れる。我が家でPCRを受けたことがあるのは息子2のみ。同室の先輩が帰宅時に感染した時に念のためやったとのこと。

 待っている間、これがもし陽性だったら、という話をする。まずは笑っちゃうよね、と笑い合う。これで陽性なら世も末だ。それなりにガッツリ対策をしている。そして体調も問題ない。これで感染していたらもう世の中で言われる予防もへったくれもないということだと思うのだ。笑うしかない。それでこの世の終わりのような気分になる感覚なんて、とうの昔に通り過ぎているから、笑ってしまう。

 こういう話をすると、いつもその後はもしかして我が家は全員とっくの昔に感染しているのでは、という疑惑に行き着く。真面目に予防してきたつもりだけどこんな世の中で、こんなに無傷でいられるわけはないと思う。息子1なんて何度も仲のいい子が感染している。オットは仕事で常に人に会うし、私も少しずつ対人のお仕事にも出かけている。これについては、過去の感染がわかる抗原検査を受けたいものだけど、こんな好奇心のみの理由では駄目だろうし、もやもやするばかり。

 息子2は陰性だった。無事に衣類とともに送り込んでお別れ。息子2もさすがにしんみり。またすぐ帰ってこられますように。

 帰途、自宅近くの投票所へ。外の滑り台で親待ちの子たちが何人も遊んでいる。息子1に、「ほーら、お友達も遊んでいるからちょっと待っててねー」と言うと「俺をいくつだと思ってんだ」とニヤニヤしていた。

 投票、選挙広報も見たし、前回の衆議院の時のボートマッチがとても面白かった(私は、私が天地がひっくり返っても絶対に支持しない政党がマッチすると出てそれはもう笑った)から今回もしたし、それは横に置いて考えて誰に入れるかは決めていた。それにしても比例の記載台に貼ってある政党と候補者の一覧表の、書いてあることが多くて思わず見入ってしまった。いやはや、あそこに行ってからじゃ決められんな、と思う。

 息子2が帰ってきて、この2日を過ごしたら私はどっぷり疲れるのかと思っていたら、そうではなかった。とにかく帰らせるまでのやりとりが煩雑で大変だったためか、息子2を帰宅させた、という達成感の方が強くて心地よい疲れとなった。

 晩飯、オットの家から送られてきた豚丼セットで凌ぐ。まさしく救援物資。救われた。野菜を多めにした味噌汁を作って、今日はこれでおしまい。

 選挙の結果は見ない。見てもしようがない。明日で十分。生放送・LIVE大好きの私だけど興味が向かない。選挙の番組の面白くなさは特筆すべきものがある。

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