2022/10/03　やらかしの果てに

　6時起床。曇っているのか、と思っていたら日が差してないだけ。秋分も通り過ぎてだんだん太陽の位置が変わっている実感。だんだん1月まで一直線に朝は遅くなり続けていくのよね。

　弁当。メインはれんこんきんぴら。誰が何と言っても。豚の焼肉風とだし巻き卵、ゆで野菜サラダ。こんなツイートもした。

梅干しは天下の回りもの。ここ数年、友人知人の漬けた梅干しで一年回ってしまう。もう随分自分では漬けてない…ありがたや。 pic.twitter.com/cZRTeAcR8y

— 生田亜々子 (@aakorz) October 2, 2022

　正直必死に梅干しを消費して、終わる前に次が届くからものすごくだぶついている。みんな、自分ちで消費出来る量を漬けなはれ…自戒を込めて、そう思う。梅の季節になるとついいっぱい漬けたくなるのよね。

　たくさんある家事をちゃっちゃと済ませてまずは原稿しようと急ぐ。顔を洗おうかとヘアバンドをしたところで息子1がやばい声で近づいてきてびくつく。この声を出す時はやばい時。…事件発生。汗をかいたのにビニール袋で密閉して3日目の体操服が黒カビだらけ。黒カビは厄介だ。生半のことでは落ちない。と言うか常々すぐに出せと言っているのに。

　ひとしきり（と言っても登校前なので手短に）言うべきことを言う。さすがの息子も強い態度に出ない。もう体操服買い替えかね、と思いつつ、いつもくっさいタオルにかます熱湯漂白剤攻撃を仕掛ける。

　黒くなった部分に液体の酸素系漂白剤を直接塗って揉み込んで、浸け置き準備…熱湯と言っても50度ぐらいのお湯に粉の酸素系漂白剤を溶かす。そこに2時間浸け込む。

　そこまでやって、残りの家事をやって、原稿。原稿しつつ家事しつつ。昼前にだいたいの目処がついてカビカビ体操服をいよいよ洗濯スタートし、買い物リストを作っている途中で、はて、どうしてもやらなくてはいけないことを私は忘れていないか、と思い立って、調べて叫ぶ。校正！！ 先月末までのものが3日も過ぎている。なぜか今日で良いと思いこんでいた。

　なぜこんなに遅れて催促が来ないのか考えて、月末が金曜だったからかと思う。とにもかくにも今日出さねばならない。プリントアウトしたものへの朱の書き込みは済んでいて、PDFに書き込むだけ。こんなところまでやっていたのだったら一気にやって、送ればよかったのに。後の祭り。

　買い物を済ませて急いで帰宅して、そこから入れて、謝りの文を付けてすぐに印刷所に送った。冷や汗。もうしわけないばかり。

　やってしまったものはしかたなく、追って沙汰を待つのみ。それなのにやっちまった落ち込みは消えるものじゃない。9月末、めっちゃ忙しかったのよね…。スケジュール管理の方法を変えることを決意。

　子の体操服、黒カビは全部落ちた。うそみたい。今日やったやり方はいつもタオルが臭い始めるとやっている手法だから、特に目新しくもないから舐めてた。効果絶大。帰宅した息子1に見せて話すと、
「あ、それ、布地傷むやつだよね？ 」
　などと言う。すかさず
「じゃあ君はあの黒カビ水玉模様の体操服を着たいのだね？！ 」
　と言うと、すぐにしおらしくなった。そもそも誰がカビ生やしたかっての。これでもカビが取れなかったら、と考えて制服とかの中古屋さんに電話しようと思っていたっての、私は。

　晩飯、肉じゃがと鮭の塩焼き、もやしナムル。買物前にメニューを考えてそれに基づいて買って、立てたメニュー通り作るのは良い。まあ立てた通りに買えないこともあるけれど、それは売られているお得なものに差し替えたりして、メニューに沿うのは精神衛生上とても良い。

　このところすっかり新規の感染者数も少なくなっていて、こうなってくるとまたしても、全然感染を意識していない。4回目の接種、今はちょっと躊躇している。私は基礎疾患があるので1回目2回目は純粋に感染を避けたいのと少しの好奇心に負けて打った。3回目は完全に交互接種への好奇心。結構副反応は深刻で一週間ほどものにならなかった。あんなことになってまで打っている効果はどれほどのもんなのか、と思っている。

　とはいえ、マスクや手洗いとかの感染対策はこれまで通りぎっちりやっているのだから、いわゆる ”新しい生活様式" 自体はすっかり身についた模様。このあとどうなるのか。ＳＦだったら、今のこの平穏は絶滅へのフラグとしか思えないのだけど、どうなのかしら。私なら絶対に絶滅のお話にする。