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呪術廻戦 5 (ジャンプコミックス)

「体を部位で分けることが呪力の遅れを生む」
「俺達は、全身全霊で世界に存在している」

熱いな!
突然のBLEACH感がたまらない(笑)

呪術というフィクション要素満載の概念だけど、そのエネルギーは人から生まれているものであり、人の感情に、体に根ざしている。

だから、変に線引きせず、部分部分で動かすのではなく。
体という大きな一つの存在として位置づけ、淀みなくその内部に一本筋を通すこと。

そうでなくても、肉体が己だけのものではない悠二にとって、主体性を思い出すきっかけになったのかもしれない。
何度も決められたことのない必殺技「黒閃」が何度も炸裂するシーンは爽快!
(それでも撃退できない、という事実のほうが段々のしかかってくるけど)
そして変態としか見えなかった東堂がいいやつに見えてきた(爆)

そして、パンダセンパイ、存在自体がイレギュラーだったけど、中身もめっちゃイレギュラーだった(爆)
パンダのなかにゴリラ同居とか、変形しないゲッターロボかよ!

そこに対し、このシリーズではいいところのない(?)ノバラがちょっと切ない(苦笑)
勝った!と思ったら、お姉ちゃん最強説を更新することになってしまった・・・
(境遇ではなく、自分を全肯定するんだ!のセリフは好き)


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