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【多言語教育】日本に5ヶ月滞在したハーフ息子が再び他の言語を話すまで

日本滞在後、スペイン語とドイツ語の発語がゼロに


4歳になるスペイン・日本ハーフの息子とドイツで暮らしています。今年の前半5ヶ月ほど日本に滞在し、日本の暮らしにどっぷり浸かりました。

おかげで、息子の日本語力は右肩上がりだったのですが、日本に滞在している間スペイン語とドイツ語を話すことはほとんどない状況に・・。

日本からドイツに帰ってた直後は、息子の口から出てくるのは日本語ばかり。日本語が伸びたのは嬉しいけど、日本出発前にはスペイン語もドイツ語も日本語ほどではないといえ喋っていたのに・・。全然口から出てこなくなって大丈夫だろうか?と心配になったのを今も覚えています。

日本から帰国して1ヶ月の状況

日本から帰ってきて、すぐに以前から通っていたドイツの幼稚園に通わせ始めました。最初の2週間ほどは、ほとんどドイツ語の発語がないと幼稚園の先生から聞いていたのですが、その後、同じクラスの友達にはドイツ語で話しかけ始めたようです。

先生曰く、「自信がついてきたら私たちにも話すようになるわよ。」とのこと。

すると、幼稚園に再度始めて1ヶ月になる先日、先生が興奮して、「今日、◯◯(息子の名前)が私にドイツ語で話しかけてきたのよ!」と教えてくれました。

同じように、自宅ではスペイン語の発語がどんどん増えてきたところです。ドイツ語と同様、最初の2週間はスペイン人夫が、スペイン語で話しかけても日本語で返事していた息子。

2週間を過ぎたあたりから、徐々に日本語の文の中にスペイン語の単語を混ぜて話すようになり、帰国後1ヶ月となる週末あたりには夫との会話は(ほぼ)スペイン語のみとなりました。

がっつり日本語脳になっていた4歳息子にとって、以前話せていたスペイン語とドイツ語を再度話し始めるたには1ヶ月の時間が必要だったようです。

幼稚園の先生が言ったように話す自信がつくまで待っていたのか、それとも、インプットが増えて自然とアウトプットされたのかは定かではありません。

今回は5ヶ月という期間だったけれど、もっと長い期間日本語環境だけに身を置いていたら、恐らくそれぞれの言語の能力を取り戻すのにもっと時間はかかったんだろうと思います。

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