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ドイツのベビー用品事情

今回は、ドイツでのベビー用品事情を紹介していきます。ドイツと日本の大きな違いは、ドイツは中古(おさがり)文化が強く、それゆえに、結構驚かされることも。

日本では、ベビーベットやベビーカーなど、短期間しか使わないものはお試しでレンタルするようですが、ドイツではベビー用品のレンタルサービスは知る限りほとんどないので、皆さん中古品を活用するのです。

強気な値付け

ベビー用品の中古品は、オンラインショップや、フリーマーケットやリサイクルショップで購入できます。

私も、今まで何度か中古のベビー用品を買ってきました。そして、共通して言えることが、値付けが結構強気なのです。

ドイツで中古品を購入し始める前までは、不用品を売る際は、未使用品じゃない限り、半額から半額以下で売るものだと思っていたし、日本を去るときはそのくらいの値付け感覚で不用品を処分してきました。

所変わって、ここはドイツ。かなり強気に中古品に値付けするのが一般的なのです。

先日、70ユーロ定価のベビー用コートを買おうと、中古品を見ていたら、同じブランドのコートが50ユーロで出品されていました。

半額くらいで買えないかなあと思っていたので、20ユーロ安いくらいだと中古でわざわざ買うのがためらわれる金額ですよね・・。

強気な値付けに、簡単に屈してはいけないこともあります。以前中古でベビーバスを買った時は、ダメ元で割引交渉してみたら、案外すんなりと割引してもらえたことがありました。

売る側は、買う側も強気に来ることを見越して、強気な値段設定にしているのでしょうね。

このようにドイツは、中古ベビー市場が活発なので、新品でベビー用品を買っても、中古でも売りやすいです。

道端ギブアウェイ

ドイツのあるある風景の一つが、道端ギブアウェイ

道端に、使用しなくなった食器やら読み終わった本、着なくなった服が「verschenken(give away)」というメッセージ共に置いてあるのです。欲しい人は、好きに持って行っていいよーというもの。

ベビー用品が置いてあることも結構あります。

こちらは、まだ手を出したことがない領域なのですが、ドイツでは、老若男女、他者の目を気にせず、道端に置いてあるギブアウェイを物色するのは普通のこと。欲しいものが見つかれば、そのまま自宅へ持って帰っています。

時々、明らかにゴミでは・・?というものも道端に置いてあるのですが・・・。それでも、要らなくなったものを次の利用者へまわすという精神自体は、エコ意識が高く、物を大切にするドイツらしいです。




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