どこかに行った記憶を大切にする


どこかに行くことが減ったなかで、映像を楽しむ時間が増えました。

映像の楽しいは大きく分けて2つだなと感じています。

①映像で完結する楽しい
②現実での体験を連想して楽しい

映像でも楽しい!ってなるためにも、これからどこかに行ったときは、今まで以上にその時間を大切にしようって気持ちです。

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バーレスク東京の「ショー」配信を家で観た

2ヶ月弱、営業を休止中のバーレスク東京。

店舗営業の休止からこれまで、何もなかったわけではありません。主にインスタで様々なライブ配信がありました。
ダンス、料理、スナック、歌、ヨガ、コスプレなどなど。

でも「ショーを観る」店舗での体験はなかなかオンラインでは味わえず・・・。
しかし、今日、ついに店舗からの無観客ライブが開催されました!

電子チケット制ライブ配信 ZAIKO での配信。

今回の配信では「お店で楽しむバーレス東京感」を30%くらい味わえました。
これはいい企画だな!と幸せな気持ちになったので、noteを書いています。

(パーセンテージが低いと思うかもしれません。1人でも行くほど好きで、ショー観て泣くし・・・と、大好きな気持ちの30%です。さらにいえば、今日は初回なわけで、ここから進化していくんだろうし。)

自分の体験が補完してくれる感覚

「肉眼で観たことあるポールダンスの技」を画面越しに観ると、お店で観たときの迫力が想起されて、非常にいい感じでした。

私は自分が肉眼でポールの真下から見上げるように観たときの驚きと興奮を勝手に思い出して、満足感を得ていたわけです。

それ以外にも、見覚えのあるステージ、聞き覚えのあるMCさんのフレーズ。
自分が今までに観てきたショーの記憶を、画面に映る映像に重ねて観ていました。

自分が経験した事柄を映像で観るときに、当時のことを鮮明に思い出して感情が高まる。
考えれば、これはよくある当たり前のことです。

旅行で行ったことがある世界遺産の映像を見たとき。
食べたことあるグルメの映像を見たとき。
スマホのフォルダにある焼肉屋の肉焼いている映像は、見返すと味を思い出しますもん。
「あれは最高だったな〜」と言っちゃいますもん。

VRで観られるようなライブ配信は別として、画面越しに観るショーは肉眼で観る物に比べて迫力は減ります。

それでも、今日の配信では、今までわたしがバーレスク東京に何回も通って観た「記憶」が補完してくれてました。

まるでバーレスク東京なチップ体験

ショーだけではなく、終わってからのチップタイムの配信はさすがでした

店舗ではショーが終わると、ダンサーさんが客席を回って挨拶してくれます。そのときに、店内で購入したチップを渡すことができます。
チップは1枚100円。気軽な価格帯です。
ショーを観て素敵だなと思った人に、チップ渡してショーの感想を伝えられる。チップタイムは宴の後の余韻の時間です。

今回配信されたZAIKOでは、配信画面の下にチップ購入ができるボタンがありました。

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配信でも、ショーのが終わるとチップタイムが!!

MCさんがそれまでに購入されたチップの「購入した人の名前」「誰に対して買ったのか」を読み上げてくれます。多分、全員。
読み上げられたときに、映像でダンサーさんがリアクションをしてくれるわけです。

「なんとなんと◯◯さんから、XXちゃんに10リオンです!」って自分の名前が呼ばれて、女の子がカメラに向かって話しかけてくれる瞬間、バーレスクのチップタイム感がありました。

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「複数人のステージを観る」「自分が素敵だと思った人に対してチップを送る」「ショーが終わった後のチップタイムでリアクションをもらえる」この感じ。

17やShowroomの投げ銭の体験とも違う感覚です。

投げ銭(≒チップ)に対してリアルタイムで演者の反応がもらえること、それが17の楽しいところだと思います。
が、バーレスクのチップタイムを再現するには、この時間を区切っての流れが最適でした。

この流れ、考えた人さすがだな〜。

とはいえ、この若干の違いに感動できるのは、私が店舗でチップタイムを経験しているからです。

足を運んだときにに感じる喜怒哀楽は、映像コンテンツを楽しむことをサポートしてくれる

リモートワークもそれなりに楽しんでいるし、何でもかんでも「現実が一番!」なわけではありません。家でネトフリ観てるのは幸せだし。

今回認識したことは、「オフラインをオンラインへ置換する」って場合に、思い出せる実体験があった方が楽しいな!ってことです。

以前だったら、フットワーク何でも行こう!ってなるわけですが、まあ、そうはいえない。
なので、次に行けるときにはその時間に対してアンテナ全開でいようって思いました。

しばらく先にはなりますが、次にバーレスク行けたときには、スマホで映像撮ることはやめて、目の前と自分の感情に集中してしっかり観よう。
そんな気分です。

とはいえ寂しかったから、映像ならではの楽しいが増えたらいいな

11人のダンサーさんは流石だったし、家でポールダンスを観るってこれまでにはない楽しみ方でした。
第2回もやってほしいし、明日の別のテーマの配信も楽しみになりました。

でも、パソコンの画面に対して歓声をあげないし、手拍子はしなかった。
そして自分の生活するスペースから観ているので、非日常感が薄い・・・。ステージに30人の女の子がぎゅうぎゅうな光景が大好きな私は、画面上でダンサーの女の子同士が距離を撮っているのをみると、寂しかった。

これからの配信で、映像ならではの楽しさが増えればいいな〜!!

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大変な状況でも楽しみなことを提供してくれるって、素敵なエンタメと出会えたなと、ほっこりしています。

バーレスク東京とは

テレビでも取り上げられることが多い、六本木の名所。
知っている方、行ったことがある方も多いと思います。

場所は、六本木のドンキがある大通りから二本ほど入ったビルの地下2階。

1日に3回、30人ほどのダンサーが出演するショークラブです。
(在籍ダンサーは100人超えているはず。)

私が東京で一番好きな場所です。(そろそろ2年ほど続いている趣味)

店内は前日までの予約で6500円、1週間前までだと5300円からです!
意外と、でしょ?

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