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大人から学んだこと、子どもから学ぶこと

今日もありがとうございます。

今日も読書感想文なんですが、自分の体験談と感想が多いです。

そんな今回はこれ

大好きなともちゃんがnoteで紹介していて、貸してもらった本。

いやもう、泣いた。

まず、書き手のまゆみ先生がいつでも全力。いつもまっすぐに子供と向き合う。
そして、そんな先生が大好きな子供達もとっても素直。

本自体、めちゃくちゃ面白くて、泣いたり驚いたりしながら読み進めていったんだけど

読みながら思った。

子供ってすごい。

いや、自分も子供だったからそんな時代もあったんだろうけど、いつの間にこうなった。

自分の子供をみていても思う。

子供って大人が思っているより、よく周りをみているし、色々考えている。

そして、いつでも全力だ。
パワーがある。
何でも叶えられる希望がある。

最近、私の子供が補助輪なしの自転車に乗れるようになった。
だいたい3週間くらいで。
大人の私は3週間で何ができるだろう。

そうやって考えると、すごい。(語彙力)


そして、私の子供の頃(中学生、高校生のとき)のことを思い出した。
私は、母には恵まれなかったが、周りの大人には恵まれていたと思う。

中学の担任だった、女性の割と厳しかった先生。
「先生は友達ではないので、敬語で話してください」 なんていう先生だったけど、家も部活も友達関係も彼氏のことも
なにもうまくいかずに病んでいた私を心配してくれて、色々動いてくれた。

「あなたは母に囚われず、自分の人生をしっかり生きなさい」

なかなか熱血だ。今でも覚えている。

中3で入った、児童自立支援施設の寮長先生。
顔が怖い、とにかく怖い。
そして厳しい。めちゃくちゃ怒られた。そして細かい。色々な経験から、中々自分の本音を言えなかった私に

「あなたは無意識に鎧を身にまとっているね、少しずつその鎧をとる練習をしようか。大丈夫、あなたを受け入れてくれる人が必ず居る。私もその1人だから」

今では、本音しか言えなくなりました。

高校の先生達。
濃すぎて紹介しきれない。
でも、1番覚えている。

「あやかの言っていることは間違ってない、言い方が間違っている。もったいない。あやかは素敵な人なのに、誤解を与えてしまう。」

私のきつい人柄を誉めてくれた先生。

「あやかは頭がいいんだから、何にでもなれる。」

進路で悩んでたときにくれた言葉。今でも思い出すたびにやる気が溢れてくる。

「自分で自分を諦めるんじゃない」

漫画に出てきそうな言葉、でも嬉しかったよ。本気でぶつかってきてくれて。

その他にも、他校なのに学校に行かなくなった私の家に訪ねてきてくれた、古文のおじいちゃん。
私を娘みたいに可愛がってくれた教頭。
きつかったけど、女性のかっこよさを教えてくれた2代目(私からみたら)教頭。

みんな覚えている。その度に思い出す。

愛されてたなー私。ありがたいなあって。

今でも、私が落ち込んだときに光の方に引っ張ってくれる魔法の言葉達。

あのとき素直じゃなくてごめんね。

思春期の頃は、そんな素敵なことに気づかず、母に囚われていて

「大人なんてくそ」

って思っていたけど、感謝している。教わった大切なことが沢山ある。

私は子供達に学んでばっかりだ。

何を教えてあげれるだろう。

考えてもわからないから、とりあえず全力で向き合います。

全力で向き合ったその先で、何かが伝わっていればいいな。

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