正直は美徳なはずなのに

先日、1人目の
個人面談に行ってきました。

小学校に上がると
保育所に通っていた頃に比べ
急に親の目が離れる気がします。

なので、年に数回の個人懇談は
親からしてとてもありがたい時間ですよね。

そこで先生から

「〇〇(1人目)さんは
多方向にモチベーションが高いですね。
とてもいいところだと思います」

「ただ…少し素直すぎるところがあるというか…」

あーーーー、察しがつきます。

そう、うちの子
少し空気が読めないところがある。

思ったことがスッと口に出て
それが相手の心を不快にするような
言葉だったり。

家でも注意して見てはいるものの
親の私でもカチンとくることが多くあります。

そして、彼女の話を聞くと
本当に悪意がない。

悪意がないっていうのは
また、厄介だよなあ。

なんて思いつつ
いろいろ本人と話ながら
過ごしてはいたんですが…

学校の先生も、それを懸念していました。

「本当は、正直なことや素直なことって
美徳とされているじゃないですか。
しかも、今までは
『嘘はついてはいけない』
『素直でいなさい』
って言われてきたと思うんですよね。
でも、人間関係の輪に入ると
なかなか素直すぎると
相手を不快にさせてしまうこともあって…
この時期から、徐々にそういう『空気』みたいなものを
覚えていくようになるんでしょうけど
難しいですよね」

との言葉を聞いて

んーーーーー、確かに!!!
って思った!!

世の中、正直なことって正しいことと言われがちで
今までは確かに子どもにもそう教えてきた。

でも、自分は悪気なく素直な感想を言っただけでも
相手を不快にさせることもあるし
傷つけてしまうこともある。

しかも、その線引きって人によって違くて…
って難しいね!?!?

だんだん、子どもに教えることが
難しくなっていくなと感じています。

人間関係ってむずいよなあ。

とはいえ、母の私は
人間関係で鬼のように失敗してきた人間なので
反面教師としては最適かもしれないけど
でも、自分で傷ついたりしながら学んでいくことも
大切なのかなとも思ったり。

「先生、最近はそろそろ自分で解決する力を
徐々につけていった方がいいのかなと思って
あんまり、子どもの揉め事には介入しないようにしているんです。
まずは、自分で解決する方法を考えてみる
相談にはいつでも乗る。
でも、行動するのは自分。
その結果、どうしようもなくなったら私たち親が介入する。
こういう風に、徐々に子離れ親離れしていこうかなって。
いつまでも、側で見る事もできないですし…」

なんて言うと
「そうですね。それもいいと思います。
ただ、子離れは早い方がいいとか
いつからが遅いとか、そんなにないと思うんです。
小学生のうちは。
なので、まだ〇〇さんがお母さんに近くにいて欲しいと思っているなら
まだ、近くにいてあげていいと思いますよ」
と言ってくださりました。

ひゃーーーー、なるほど。
確かに、30歳とかにもなって
親離れできなかったら困るけど
まだ小学生だもんね。
親に近くにいて欲しいよね。

ついつい、下の子と比べて
なんでもできるように思ってしまうけど
彼女もまだまだ社会的に見たら小さなこども。

今は子どもが求めていることを見極めることが
私のミッションなのかなとも気づきました。

思ったことは…
先生ってすごい。
1人1人ちゃんと見てくれている気がします。
ありがたいですね。

と、同時に
親が気づかない事もたくさんあるので
1人でどうにかしようとするのではなくて
周りのサポートを受けながら
たくさんの大人で子育てしていこうと思います。

「人に頼るのが苦手なんです」
とか言ってる場合じゃない!!

子どものために
どんどん人に頼っていこうと思います!!!
(宣言)

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