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2024年春アニメを少しだけ語るオタク

2024年春は大豊作


今期のアニメは、続編も新作も全てハイクオリティ。毎日何か必ず見るアニメがあって幸せな3か月を過ごさせてもらった。
私が手を付けた今季20作品超のアニメは、無事に完走
(一部終わってないけど)。ひと段落したので少しだけ語りたい。

見始めたアニメを全て完走したのは初めてかもしれない。普段は、時間を無駄にしないために、3話切り率は30%程度はあるのではないだろうか。
確かに、今期のアニメ全てが私に刺さったかと言えば噓になる。
不思議と良作に引っ張られて、全作品完走してしまった。

今までは自分の日記に書いていたクールアニメ総評を、noteに書いてみることにした。

総合1位・新作1位・隠れ良作をピックアップしてオタク語りを行う。


総合第1位:響けユーフォニアム!


流石にユーフォしか勝たん。このつよつよ続編作品の中でも、頭一つ抜けて話題を搔っ攫った「響けユーフォニアム!」がダントツの第1位。

私のアニメ人生の中でも総合第2位にランクアップした傑作。3期12話単体だったなら、私のアニメ人生で1番の出来だ。

賛否両論あると思うが、私はあれでよかったと思う。

艱難辛苦を乗り越えた京都アニメーションが、響けユーフォニアム!を完結まで持って行ってくれたことの感謝もあるし、クライマックスに相応しい盛り上がりを作ってくれた。このアニメに関わったすべての人に賛辞を送りたい。

作画・演技・ストーリー……どれを取っても最高級。

正直、私は原作勢だったので、画面に張り付いて見ていた訳じゃなかった。心のどこかで結末を知っていた気になっていた。

あの伝説の12話がなくちゃ、1位は何だったんだろう……。色々なアニメに割いていた脳のリソースを全て奪われてしまったので、この1週間はユーフォのことしか考えていなかった。全てひっくり返されましたね。

久美子の3年間をアニメで見れてよかった。
凄く元気を貰えたし、頑張ろうと思えた。完結おめでとう。黄前先生も同じ空の下頑張ってるんだから、こっちも負けてられませんよね。

ただ一つだけ

秀一には同情する(笑)

ことごとくカットされているが、そんな秀一の縁の下の力持ち具合が知りたい方は原作へGO。

ということで、響けユーフォニアム!が総合で、圧倒的NO,1


新作第1位:ガールズバンドクライ


全部花田さんが関わる作品になってしまった。

色々と迷いましたが、新作の中で一番面白かったのは、
「ガールズバンドクライ」でした。

ヨルクラとか変人のサラダボウルとか……結構お気に入りの作品がありましたが、ガルクラを選びました。

どこが筆者に刺さったか?

一つ目は、何といっても筆者のCGアニメに対する固定観念を変えたから。

やっぱり手書きじゃないと違和感があるのが、日本のアニメ。今まで私が見て来たCG作品なんて片手も無いと思う。覚えているは、初期のガルパ1期とかでしょうか。

今回ガルクラを見て、CGへの固定観念が破壊されました。キャラの表情が豊かで、圧倒的な演奏シーン。CGだからって駄作と決めつけて、視聴を断念するのは辞めようと思いました。

ストーリーも良かった部分はありますが、多くのアニメオタクがCG作品を見直したのではないでしょうか。

2つ目は、今季NO,1ヒロインを輩出したから。

仁菜が一番かわいかった。超面白いし、自分の信念を曲げない頑固さも凄く刺さった。小指を立てるのは、暫くマネしてしまうと思う。あと、仁菜のあの髪型が個人的に好き(ただの性癖)

2期とかOVAとか色々展開してほしい気持ちもありますが、その辺はどんな感じなのでしょう。期待して待っています。

ということで新作第1位はガルクラでした。


隠れ良作:リンカイ


意外と面白かったのが競輪を舞台にした「リンカイ」

個人的に、リアルタイムの視聴者の声を見る機会を失っていました。リンカイの評判はどんな感じなのでしょう。私はリンカイは凄く良かったと思う。あくまでも「隠れ」ですけどね。

何が良かったのか?

一つは、競輪という競技性を存分に生かしていた点。

女の子×競輪ということで、始めは可愛さ一辺倒の薄いアニメになってしまうかと思っていた。しかし、競輪というスポーツの強み、競輪だからこその苦労、葛藤を上手に描けていたと思う。

車券があるからこその、選手の悩みや応援に対する向き合い方が、個人的には刺さった。マーク屋の話とか、競輪だからこそできる話の展開で、オリジナリティを感じた。強制引退?でしたっけ、あの辺の話も心に来るものあった。

特に後半のキャラ一人一人の掘り下げエピソードは、しっかり1話にまとまっていて、毎週見るのが楽しみになっていた。

2つ目は、ストーリーに意外性を持たせていた点。

こういうオリジナルアニメは薄い内容になってしまうこともしばしばだと勝手に思っている。そんな中で、エース格だった熊本さんを退所させるという意外性を持ってたリンカイ。

あそこで中だるみしなかったから、最後まで完走しようと思えたので、絶妙なタイミングで差し込んだなと感心した。

最終話で熊本さんが見つめる中で、走る同期達の姿を描いたからこそ、キャラの成長度合いがこっちまで伝わってくる。熊本さんが死に物狂いでやっていた時の表情を、みんながしていたのだから……。あの時とは違う。みんな一人前のプロになっていた。

もちろんツッコミどころもあると思うが、総じて良くできていたんではないでしょうか。こういうアニメが縁の下の力持ちなんですよね。

見てない人はおすすめする。

終わりに


本当に今期は神アニメばっかだった。大好きなゆるキャン△をはじめ、無職このすば、魔法科等の続編。終末、ヨルクラをはじめとしたアニオリ作品。サラダボウル、声優ラジオ等のラノベ原作もかなり面白かった。

そんな中で圧倒的だった 響けユーフォニアム!

もう言葉が出ない。夏アニメも楽しみだ。


【ユーフォ3期12話は別で語っています】


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