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安易な糖質制限には気をつけましょう

結論から言うと、安易な糖質制限は気をつけましょうという話です。

元々、筆者には週6回の運動習慣があったので、栄養度外視で何でも口にしていました。そんな生活を送っていても、瘦せ型筋肉質体型を維持していました。

しかし、最近は運動を辞めたので脂肪がつく一方……。

そんな生活から脱却するために、糖質カットを決意したのです。

しかし、その生活を2日で辞めざる負えなくなりました。
デメリットを考慮することなく糖質カットをしてしまったせいで、結果的に地獄を見てしまいました。

今回はそんな体験談を手短に記します。


糖質をカットすると発生する弊害


身体的な症状としては頭痛やふらつき、動悸、手足のふるえ、異常な発汗(冷や汗)、慢性的な疲労や思考力の低下、湿疹やアレルギー、関節炎、目のかすみ、筋肉痛などが挙げられます。体全体の血糖のうち20~30%が脳で消費されます、そのため血糖が下がると、感情や精神面に不調が出やすいのも特徴。症状としては、攻撃的衝動やうつ傾向、判断力の低下、怒りやいらだちなどの感情を抑えられない、日中の眠け、ヒキコモリ(無気力)などが挙げられます。

ソニー生命ホームページより引用

これがまんま襲い掛かってきます。私は意図的に糖質を抜いたのが初めてだったので、これを全く知らずに実行してしまったのです。自分の体の変化に対応することが出来ず、困惑するばかり。

「ああ、体調悪いんだ……」

体調不良は理解していたものの、それが糖質制限の弊害だとは微塵も思っていませんでした。なんせ、鶏むね肉はそれなりの量を食べていましたから。

筆者は、糖質カットを行った次の日から、早速体調に異変が生じました。

まず、朝起きてから終日頭痛に苦しみました。これが一番つらかった症状です。筆者はデスクワークを行っているので、必然的にパソコンと向き合う時間が多いのですが、この日は特に作業が遅れました。もう画面も見れないぐらい頭が痛くて、何ども机に突っ伏す始末。この日は、仕事の「し」の字も行うことが出来ず、この日、日本一の給料泥棒に成り上がりました。

関連した症状として、思考力の低下・ふらつき・立ち眩みもひどかった。

特に地獄を見たのは、家に帰る道中です。朝一から、運動後みたいな無気力感が筆者の体を襲っていましたので、歩く足がいつも以上に重かった。特に私の帰り道は、家まで30分の距離と鬼の坂道が待っています。

家に帰った時は、既に満身創痍だった訳です……。

後日、このことを会社の同期に話すと、

「それ、糖質抜いてるからだよ。それだけだって」

「え?」

食事の栄養なんて一ミリたりとも考えてこなかった筆者ですので、糖質の偉大さを身をもって知ることになりました。


終わりに……


糖質と一進一退の攻防を繰り広げていた筆者ですが、

最後は「勝負に勝って、試合に負けた」と言えます。

なんせ糖質カットをした2日間で地獄を見たものの、体重は鬼のように減りました。これは私の勝ちと言っていいでしょう。

以上から言えることは、糖質カットは悪魔との契約。

捧げるものは多いですが、確かに恩恵もあるのです。
もしも実行する場合には、自分の体と十分に相談してください。

糖質は偉大です

今回はここまで。ありがとうございました。



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