長州小力
半年ぶりに美容院に行った。
以前はふらっと行けていた都内の美容室はこの半年間果てしなく遠く、タイミングを伺っていたら気づけば半年も経っていた。
出産前、短めのボブに切ってもらっていた私の髪は、この半年の間にロン毛時代のキムタクとも長州小力とも囁かれるようになり(黒いTシャツ要注意)、髪が長いぶんシャンプー時に指に絡まる産後の抜け毛のショックも大きかった。
アシスタントの可愛いお姉さんにシャンプー&マッサージをしてもらいながら、誰かが自分に手をかけてくれる幸せを噛み締め、大学生の頃からずっとお世話になっている美容師さんが長州小力をばっさり切っていくのを眺めながら、半年間よく頑張ったなぁ〜としみじみ。
ロン毛はロン毛で姪っ子(10歳)には大人っぽいと好評だったが、短い方が自分ぽい気がして、やっぱりしっくりくる。自分がこういたい、という自分でいるのは、大事だなぁと思った。
子どもといると服装にも多少制限が出るし(歩きやすいこと前提で、おっぱいが出しやすくて、吐き戻されてもばしゃばしゃ洗える素材のもの、はとりあえず鉄則)、以前のようにはいかないこともあるけど、私はこういたい、に沿って、アップデートしていくつもりで過ごしていたい。
母であり、妻であっても、私は私。
そんなことを思い出させてもらう時間となった。
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