【2020年7月15日のこと】ウーバーイーツと東京お盆、田舎車社会
1. 爆走しているUber eatsのチャリにぶつけられて腹が立っている。
2.この数ヶ月、わが街で倍増したUber eatsのチャリのマナーが酷く、ひと通りの多い歩道でも爆走してくるから気をつけていたのにヤラレタ。
3. 背後から飛ばしてきたUber eatsの自転車のハンドルが私の右腕と鞄にあたり、あわや転倒、大惨事危機。
4. なんとか持ち堪えて、よろめくだで終わったが右腕は痛いし、精神的にもダメージ。
5.何よりUber eatsのライダーは振り向きもせずに走り去った。こういうぶつかり事故、他にもありそう。
6.車だったらナンバープレートで個人を特定できるがUber eatsはお揃いのリュックだから、誰かわからない。Uber eats社にクレームを言おうと思って調べたが該当ページに辿り着けない。
7.いま、私の住むエリアは自転車死亡事故多発に鑑み、自転車保険に入らないといけないことになってる。そもそも自転車は車道を走らないとダメなんじゃない?交通ルールも理解してないんじゃない?
8.腹が立つからネットで「Uber eats クレーム」で検索したら似たような話がわんさか出てきて少し溜飲が下がる。(理不尽な経験をしているのが自分だけじゃないと分かると、なんでひとは気持ちが少し軽くなるのでしょう)
9. 東京のお盆は7月13日から。親戚の家にお花を届け、お線香をあげにいくミッションができた。コロナ渦で電車で行くのが嫌だから、自転車で行くことにした。
10. 前から気になっていたセブンイレブンでやっているバイクシェアのレンタルサイクルを使ってみることにした。アプリを入れて予約。30分150円。延長は30分ごと100円の料金。支払いはカードだった。ここまではスムーズ。
11. しかし、借りた自転車の鍵を開けて走り出そうとしたらパンクしていた。自転車に書かれている問い合わせ電話番号に電話したら口頭で電話番号が変わりましたとのアナウンス。色々たらい回し。イライラしちゃう。手続きしなおしたりとかなりタイムロス。
12. なんとか違う自転車を借りて出発したが、自転車のカゴは錆だらけでボロボロ、走ると後輪がガタガタ言うしで不安だらけ。でも人生初の電動アシスト自転車で、ぐいぐい走り楽。
13. リュックを背負って漕いでいるから、Uber eatsライダー気分。自転車を運転する側へリフレーミングする。pragmatismは大事。
14. 電動アシスト自転車は坂道で一番効力を発揮する。すいすい運転できる。でも、自転車の機能説明はどこにも書かれてないから、使い方は勘のみ。ギアーの数字も意味がわからないからテキトーに操作。
15. Uber eatsのライダーもこの自転車を利用すると聞いていて、レンタル料を払ったら赤字になるのでは?と思ったけど、月額2000円を払うと毎回30分は無料で借りられるから、このパターンを利用しているのか、などと推測。レンタル自転車なら自転車を持っていなくてもできる。
16. どこかお店に寄り道したいと思ったけど、自転車を無料で停められる場所がなくやめる。これは都内で自転車が足になりきれない理由。途中、Uber eatsのライダーとすれ違ったがハンドルに地図を見る為のスマートフォンを差し込めるスタンドがあり、羨ましく思う。レンタルサイクルにもスタンドがついていたら便利だな。
17. 久しぶりに自転車に乗り、コロナ自粛以降、初めて運動らしい運転をした。2時間分の料金に納めたいから最後は必死に漕ぎ筋肉痛。にわかUber eatsデビューの方も時間と勝負して筋肉痛を経験しているはずと妄想。
18. ネットで歌舞伎俳優の片岡孝太郎さんの記事を読む。運転中に横に止まったUber eats配達員の顔を見たところ「主要な歌舞伎関係者のひとり」でショックをうけたとのこと。仕事がなくなってしまった舞台関係者も大変だ。一方で、Uber eatsのデリバリーは売上高の38%を手数料として取られてしまうので飲食店はあまりもうからないことも知る。では、誰得なの?
19. 実家の田舎は高齢化かつ車社会。Uber eatsとシェアバイクの需要はあるのか、この二つのいいとこどりした新たなビジネスはないものか、とお風呂に入り太ももを揉みながら考える。私は三方良しの商売じゃないと嫌だ。
20. とっぴんぱらりのぷう。グナイ。
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