晴れた日の空気、花の香る匂い、風の温度、木々から溢れる光、忘れたくないと思った瞬間、あの夜歩いた高架上、彼からもらった言葉、大好きな人の温もり。

奇跡ってなに?
思わず言葉にして、もれた。

この動画を観た人に奇跡のような
出来事が、5日以内に起こるよう
設定しました!
なんて胡散臭い動画を最後まで観てしまった。 

奇跡ってなんだろうか。
どんなことを指すのだろうか。
望めば訪れるものなのか。
願えば叶うことなのか。
待っていれば降ってくるのか。

奇跡に不信感すら抱きながら
捻くれた心を持ち合わせていながら
それでも誰よりもスピリチュアルなことを
信じているのかもしれない。

中学生の時に同じ学年に
生年月日が同じ子が4人もいた。
その時から占いは信じなくなった。
彼らと同じ人生を歩んでるはずがないと
当時の私は思った。

幸せの定義を自分でとても複雑にしてしまったせいでなんかそういうのが苦手で遠くなってしまったんだけれど、
それでも希望は捨てていない気もする。
だからあんな胡散臭い動画を
最後まで観てしまったんだ。

奇跡が分からなければ
もしいいことがあっても
それを奇跡と思えないのだろう。
今だって、ほら、見逃しているのかもね。

生きてるだけで奇跡なんです!
ということなのか?
私はわかりやすく、持続して、輝く奇跡がほしい。
日常に紛れてしまって、自分を評価して、高めないといけないような
奇跡はわかりにくくて実感が湧かない。
あぁ、なんてわがままなんだろうと
奇跡を振り撒く神様みたいな人に見透かされているかな?

とりあえず今日から5日間は
奇跡というものが
どんなものか、待ってみよう。

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