キラキラしたものは嫌いだけどいつからだろう、まぶたにキラキラをのせないと街を歩くのが怖くなったのは。きっと体は欲している。

こんな夜は
涙を堪えながら
このまま一人で死ぬんじゃないか
このまま誰とも幸せを共有出来ないんじゃないかと
不安になって怖くなって
消えたくなる。
そんな思いに耐えながら
未来を怯えながら
生きるくらいならいっそのこと
消えたい。
死ぬというより
今この場から消えたい。

大好きなものがまた増えた。
私の感性を刺激して
好きと公言出来るものが
また一つ多くなった。
でもそうなると
自分の輪郭がまた一つ明確になり
つまりは自分を自分がわかってきて
そうなると尚更
一人でいることの怖さがよくわかる。

待ちに待ったはずである
土曜日の夜が苦手になったのは
彼氏と別れてからだろうか。
一人を最も痛感する時間。
予定もなければ
連絡もない。
今いなくなっても
誰も気付かれない。
早く終われと思うと同時に
終わったらまた神経をすり減らす
毎日の仕事が始まると思うと
何が正解かわからない。

魔法が使えないなら死にたい。
大好きな大森靖子の言葉。
魔法が使えてもきっと
自分が魔法にかかるのは難しいだろうな。
それでもどこにいるのかどこの国の方なのかわからない
神様に願う。
こんな夜があったことすら
忘れてしまう夜を
早く私にください。
誰かと繋がれる魔法を
早く私にかけてください。

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