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5月27日

鷲田清一さんの朝日新聞のコラム欄、合気道について書かれたもの。周りの空気と一体になる。太極拳も合気道も、道は違えど目指す場所は一緒なのかもしれない。

朝の英会話、記事にはインドの建築ユニットが街中にスタイリッシュな空気清浄機を作り、大気汚染を改善できるかもしれないというものだった。最後の一文、〝音がうるさいがその効果を考えたらたいしたことはないだろう〟というのが気になった。

たいしたことはあると思う。音は振動だから。身体に響き、私たち自身を形作っている。私たちは私たちを取り巻く様々なものの響き合いによって形をなしている流動的なもの。耳障りだと感じるものによって形作られるのはどうなるだろう。

テクノロジーの発展を頭から否定することはしたくないけれど、いつだって目線はその土の部分にあるといいと思う。闇雲に草刈りしても草はまたすぐに生えてくる。でも、草刈りも方法によっては植生や土が変わってくる。この発明がそうした風道を作るものになりますように。

ごはんに誘ってもらって話を聞いていたら、明日からの旅にまた必然性を感じた。いろんな人が鞍馬山が良かったと勧めてくれる。

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