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花束みたいな恋をした。


先日、27の誕生日を迎えた私に
彼から花束をもらった。
私らしい色の花、ガーベラを選んで
それに合うように花束を作ってください
って定員さんにお願いしてくれた。

それでふと、数ヶ月前にみた
この映画を思い出した。
当時彼と見終わったあと、2週間近く
引きずってしまってた。(悲しすぎて)

劇中で、
「女の子に花の名前を教わると、
男の子はその花を見る度に
一生そのことを思い出しちゃうんだって」
って彼女が彼氏にいうところがあった。

私はそれをきいてすぐに隣にいる
彼の方を向いて言った。

「あのねっ、「「向日葵」」

私の一番好きな花。

彼と声が揃った瞬間
この人でよかった。なんて
ドラマとか小説とかでしか
聞いた事ない言葉が浮かんだ。

この映画は、ハッピーエンドではなかった。
それにやけに現実的で
すごく悲しくって私達もそうなってしまうのでは
ないかと不安になってたけど、
この出来事を思い出すと
趣味も食べ物も考え方も全く違う私達だけど
きっと大丈夫だろうな。なんて
思ってしまう。

もし別れることになった時は、
向日葵。って
1輪の花と捨て台詞を残してやろう。

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