見出し画像

ゆみちゃん(仮名)のこと

また久しぶりのnoteになってしまいました!!!!すみません。

先週、3月8日ってちょっとした記念日だったんです。ご存じですか?ミモザの日。国際女性デー。身近な女性に感謝を伝える日です。まぁもうとっくに過ぎてしまったんですが…

それでもせっかくなので、今回は私の親友「ゆみちゃん(仮名)」のことを紹介しつつ、彼女に感謝を伝えるnoteを書きたいと思います。

※表紙の画像はゆみちゃんと行ったグアムの写真です。

ゆみちゃんとの出会い

ゆみちゃんとの出会いは20年も前になります。

その頃の私はJリーグ、そして今は引退してしまった元日本代表の楢崎正剛選手にハマっていました。たくさんのサッカー雑誌を読み漁り、番組があれば必ず見て、試合があれば当然応援に行く。とても充実した毎日。ただ、周りに同じようにJリーグにハマっている友人がいないため、楽しさを分かち合うことができませんでした。

そこで、だったらメル友(懐かしい~)を作ればいいじゃん!という考えに至り、あちこちのBBS(これも懐かしい~)に出没。最初にできたメル友は2つ年上のお姉さんでした。学生だったから2つ年上ってだけでえらくオトナに見えたのを覚えています。連絡が途絶えてしまったけど彼女は元気だろうか…

そんな時ゆみちゃんに出会いました。彼女はとあるBBSで、「楢崎選手が出ていた〇〇の番組の録画を忘れてしまったので、ダビングしてくれる方募集です」という投稿をしていました。結構コアな番組だったようなので、見た時にはレスは0の状態。

しかし!楢崎選手ガチ勢の私は当然録画していました。「録画してます!ダビングOKです」と連絡して、住所教えてもらって、対応して発送。いや~今だったらそんな掲示板でいきなり直接のやり取り、できませんよね。時代ですね。。。

手紙を送り合う中で、すごく偶然にも同い年であることが発覚。住んでる県は違うものの、お互い関東住みだったので、じゃあ今度試合の時にでも会おうよ~ということになり、あっさり仲良くなりました。

それから何だかんだ20年も仲良しです。名古屋に遠征に行ったり、もはやサッカー関係なく普通に遊んだりしました。今ではお互いそこまでサッカーも見なくなっちゃったけど、ごはん食べたり旅行したり楽しくやっています。

優しい、誠実、正直

彼女は男女問わず非常にモテます。顔がすごくかわいい。仕草もかわいい。が、しかし、それも大事な要素ではあるけれど、彼女の場合性格のよさが一番の要因なんじゃないかと私は思っています。

彼女はいつもとても自然体です。すごくかわいいのに、飲み会の帰りに小ゲロ吐いたとか普通に話す。通勤中に腕の振りが大きすぎて、目の前のおじさんのお尻タッチしてしまって痴女みたいに見られたとか普通に話す。そしてよく食べよく(お酒を)飲む。よく笑う。

そんな彼女の振る舞いは、周りの人たちの気持ちを和ませる。男女問わず「ゆみちゃんと行きたいお店見つけたんだけど~」とよく誘いを受けるらしいです。たぶん、めちゃくちゃハッピーオーラが出ているからだと思う。

それに彼女は正直で誠実です。たとえ仲いい人が相手でも…というか、仲いい人が相手「だから」間違ってることや、人としてどうなの?ということはハッキリ言います。私も過去2回ほど「それはちょっとやめた方がいい」と言われたことがあります。その時は反省している。仕事つながりでもない、仲が良くて一緒にいる関係できちんと指摘をするって実はなかなかできないことなんじゃないだろうか。

最近は2人とも30代なのでそれなりの年齢の話にもなります。特に「臭い」のことについては「お互い相手を『臭い』と思ったらハッキリ指摘できるようにしようね!それがお互いにとっての思いやりだからね!」と彼女とは話しています。加齢臭が気になる時になっても安心です。(たぶん)

「泣いてもいいよ」の一言

私がゆみちゃんに過去イチ助けられた話をします。

10年前ぐらいの時、人生の中で1、2を争うぐらい辛いことがあって毎日泣いてました。ごはんも食べられない日がありました。だけどこういう時私は人に素直に甘えることができません。人前ではヘラヘラしがち。

そんな時彼女が「会おうよ!」と言ってくれて急遽ごはんに行くことに。ごはんを食べながら話していて「まぁ仕方ないんだけどね~」なんてごまかして笑っていた私。

ゆみちゃんが真剣な顔で言いました。

「ねえ、本当はつらいんでしょう。あんこちゃん強いから。我慢しなくていいよ。泣いてもいいよ」

これ言われた瞬間、滝のように涙が…

逆の立場で考えてみて、相手がこういう感じだった時に「泣いてもいいよ」とか言えるだろうか。もしかしたら感情さらけ出したくないのかもしれないし、ごはん食べてちょっとでも元気になれれば~とか思ってしまうかも。でもこの時の私は誰の前でも泣ける状態ではなかったから、この一言が本当にありがたかった。

そして思いっきり人前で泣いてガンガン感情ぶつけたらなんだかスッキリしてしまって、その後立ち直るのは非常に早かったです。

その後しばらく1ヶ月に1回ペースでごはんを食べに行くのが続きました。彼女から誘ってくれて。当時は田舎の方で働いていて都内のおしゃれなお店とかあまりわからなかった私に、「こんないいお店見つけたよ!」としょっちゅう誘ってくれました。

まぁ、その後ちょっとしたらゆみちゃんにもすごく辛いことがあって、逆にゆみちゃんを同じように励ます会になったこともあったけれど…

本気で相手の気持ちに寄り添ってないとできないことかな、と思いました。

ゆみちゃんありがとう!

そんなことがあってから10年経ちました。さすがにお互いかなり忙しくなってきたし、特に新型コロナウイルスが流行りだしてからは1回しか会えてないけれど、今でも変わらず仲良しです。

とここまで書いて、彼女から10年ぐらいキャプテン翼の単行本を借りたままになっているのを思い出しました…。ちなみに彼女も私からDSのときメモを借りっぱなしです。まぁ不要不急なので、お互い思い出した時にでも返却しようかなと思います。

ゆみちゃん今までありがとう。これからも仲良しでいてくださいね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?