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カナダ留学日記⑥ プレストカードをGETしよう!

この日は土曜日。今日から私のトロント生活が始まる。さっそく通学ルートの確認をしなくては!そのためにも、まずは「プレストカード」を買わなくてはいけない。

プレストカードとは?
日本で言うところのPasmo、Suicaのような物である。トロントの公共交通機関(TTCと呼ばれている)を利用するためにはこれが必須である。(現金やトークンも利用可能らしいが、使っている人を見たことがない)インターネットからアカウント登録をしておけば、カードをなくしても再発行できるらしい。
トロントの交通はとても便利で、車を持っていなくても、バス地下鉄を乗り継いけば大抵の場所に行くことができる。街全体に碁盤の目のように道が走っているので道も覚えやすい。京都市内と同じような作りになっているといえば想像しやすいだろう。

これがないとどこにも行けません!!!(誇大広告)

TTCの料金
日本では移動距離によって料金が変わるが、トロントではどこに行っても一律3ドルである。(3.2ドルだったかもしれない…ちゃんと見てなかった)最初に改札を通ってから2時間以内だったら、何度でも乗り降りできる。2時間経ってからまた改札を通るとその時に新たに3ドル徴収される仕組みである。私は語学学校に通うので、行きと帰りで毎日6ドルかかる。放課後に寄り道をしたらもっとかかるかもしれない。1ヶ月(30日間)休みの日も毎日利用したら180ドルで、まあまあの出費になってしまう。そんなサラリーマンや学生のためにあるのが「マンスリーパス」。
1ヶ月156ドルで、1日から31日(30日の月もある)まで利用し放題になる。
ちなみに一週間乗り放題の「ウィークリーパス」もある。

マンスリーパスは、月の途中から使用することはできない。(5月15日から6月15日まで、というような使い方はできない。毎月1日から最終日までの期間のみ。)
私が来たのは5月28日なので、6月1日から6月分のマンスリーパスが使える。28日、29日、30日、31日の4日間はお金をチャージしておかなければならない。

時刻表はない
日本と違う点がまだある。時刻表がないのだ。時間がわからなかったら遅刻するかもしれないじゃないか!と心配になるが、結構頻繁にバスがやってくるので、自分がバスストップに着いたタイミングでやってきたバスに乗ればいい。京都市内をバスを使って観光した時もこんな感じだった記憶がある。バスも電車も大体10〜20分ほど待てば乗車することができるが、遅延も多い。そのせいか、カナダの人は結構時間にルーズなような気がする。ちなみに私は時間に神経質で「遅刻」を異常にに恐れる性格なので(自分でも面倒臭いのだが治せない)学校には始業の30分前にいつも到着するようにバスに乗っている。

ショッパーズについて
昨日、ハウスメイトのCちゃんからプレストカードが買える場所を聞いておいた。てっきり地下鉄の駅まで行かなければ買えないと思っていたのだが、家のすぐ近くの「ショッパーズ」でも買えるとのことだった。
ショッパーズは「Shoppers Drug Mart」というお店で、コンビニエンスストアくらいの頻度でトロントの至る所にある。名前の通りドラックストアだが、さまざまな日用品も買える。中国の「超市」みたいな感じである。

ホストマザーに鍵をもらい、一歩外に踏み出すと太陽が輝いていた。いい景色である。青い空、緑の芝生、眩しい太陽。眩しい。シャレにならんくらい眩しい。サングラスが要る。サングラス!!!道を行く人はみんなサングラスをかけていた。そしてほとんどの人がマスクをつけていなかったので、驚いた。「おおおお日本と違う〜〜〜〜〜!」と思った。(当たり前である)

いい天気〜〜!時刻は昼の12:00
道が広い!!!

カナダの人々
ショッパーズに着いた私はプレストカードを探してウロウロしていた。歩いていたらネイティブらしき男性とぶつかりそうになってしまい、慌てて「Oh!I‘m sorry…!」と言ったら相手が「いいんだよ!気にしないで!大丈夫だよ!!」と私が発した言葉以上に丁寧に答えてくれて驚いた。
カナダに来て驚いたことの一つなのだが、人に話しかけて無視されることがない。知らない人にでも、「すいません」「ありがとう」と一声かけると必ず返事をしてくれる。いつでも温かい気持ちでいることができる。また、電車やバスの中では人々が当たり前のように座席を譲り合っている。イライラしている人を見たことがない。(もしかしたらイライラしてるのかもしれないが、それをあらわにしていない)以前、バスに杖をついて歩いている男性が乗って来たので「どぞ、」という感じで座席を譲ったら、「ありがとう!本当にありがとう!あなたに感謝します。今日あなたに幸せが訪れるよう祈ってます。」と言ってもらった。

プレストカード購入
勇気を出してレジの人に「プレストカードは買えますか?」と聞くと、「もちろん。最初に6ドルかかります。いくらチャージしますか?」と答えてもらえた。海外で、お店の人に一発で注文が通じたのは初めてのことだったので、感動した。とりあえず20ドル入れてもらった。準備が整った私は、バスに乗って地下鉄の駅に向かった。

次回は学校下見とValue Villageというお店について書こうと思う。お楽しみに。


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