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WEBサイトトレース日記_2

引き続きこちらの日記を更新できることになりました。
まだまだ、2回目ですから気を引き締めていきたいです。

トレース日記はじまります。
あくまで私、1個人の考察なので実際に制作された方の意図とは違うかもしれませんが、温かい目で見守って頂ければ幸いです。

2回目のトレースは「代官山青果店」のECサイトになります。
デザインとディレクション、実装が別会社みたいです。

株式会社 代官山青果店

東京・代官山という「シックな地域性」と八百屋が与える「人感やノスタルジー」を意識し、さらにブランドイメージをシャープにすることを目的に設計いたしました。

reynato.tokyo

コンセプトの通りに、パッとみた瞬間感じたのは繊細なサイトだなと。
ECサイトは情報量も多いのでフォントのバランスが難しいですが、絶妙ですよね。

コンセプトのイメージを具現化したポイントを考察してみました。


白と黒の2色の配色

食べ物を扱う場合、暖色を使いがちかと思っていました。まとめサイトで比較してみると、若干オレンジとか赤が多い印象でしたが、カフェやレストランはお店の雰囲気を表現しているので、必ずしも明るめの色を使っている訳ではありませんでした。
コンセプトを優先し、本来ある八百屋、青果のイメージとは異なる配色にしたのかもしれません。

SANKOU!


代官山という土地柄

おしゃれな街の代名詞といえば、『代官山』
昔からステータスが高い人達が住んでいる街。っという感じですね。

余談ですが、最近のおしゃれな街だと清澄白河や門前仲町エリアかなと
主にカフェやフードが今っぽいなって感じです。

そこで深堀をしていくと、代官山の『おしゃれ』さは現代から始まったものではなく、歴史があり、伝統的なかっこよさがあるのではないのかなと思います。


そもそもおしゃれとは?

おしゃれな人、おしゃれな服、おしゃれなサイト…….
その定義とはなんでしょうか?
ざっくり調べて腑に落ちた言葉が
『遊び』『物事にこだわらない自由な発想』
さらにいうと『まわりと違う事をよしとする心』があるという事。
あとは『似合うデザインや色味を理解している』これらを考慮したら、人々は「おしゃれだ!」と認識するのではと考えました。

今は、個性とか多様化が進んでいるのでみんなの『普通の定義』のずれが生まれてきている気がします。
そんな中で多くの人に「良いデザインだ!」っと、感じてもらうことはまず、自分の価値観が世の中とずれずに、オリジナリティを忘れない事がデザイナーとしての心得かもしれません。


同業者のサイトを比較

白と黒を配色することによって果物、野菜の色を引き立てているのでは?
とも思いました。

あくまでECサイトは商品を売るツールの1つなのでサイト自体が華やかなビジュアル、インストラクションはかえっていらないのかもしれません。


スライドショーによるカルーセルで見せるラインナップの豊富さ

オンラインショップでも体現するために、陳列感のあるデザイン構成と表示領域に対する情報量を数を意識したデザインを作りました。

reynato.tokyo
FV

確かに、FVで見せることによってインパクトはありますね。
まるで店内を見渡しているような気がします。ひと目で商品の値段、情報を知ることができて、さらに第1階層目で買い物ボタンがあるのはユーザビリティが高いかもしれません。

他のECサイトと比較してみると今回のサイト構成にコンセプトの方向性がしっかり組み込まれていることがわかった気がします。


最後に

個人的に色数が少なく、直線や円のあしらいなどがとても好みです。
なので今回、トレースをしてみました。デザインとしてのバランス、ECサイトとしての仕組みも少し理解できた気がします。デザイナー目線というより、ディレクション寄りな考察な気もしますが(笑)

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