はせしょー

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けテぶれ実践記⑥ 成長思考が育つ

学力の低い子の変化  けテぶれを子供達に渡してから6ヶ月ほどが経ちました。 すると学力が低く、学習に対して前向きになることができなかった子どもが 「成長思考」、グロースマインドセットを持つことができるようになってきました。  その子は毎週の漢字テストに向けて、学習している1番最初の学習の際に、 100点中20点という点数をつけました。しかし、その日の振り返りに、 「まだまだこれが始まり、ここから点数を伸ばせるように頑張ろう!」と記述していました。 そして漢字テストに向けた

    • けテぶれ実践記⑤ 子どもの可能性は無限大

       4月から漢字のけテぶれを始めてもうすぐ3ヶ月になります。今回は自分なりに自由に 学び、無限に賢くなっている子どもたちの姿を紹介します。 上限の解放で500点 まずは漢字ショートテストで500点台を連発している子です。 500点というと表の正規のテストで100点をとり、裏に書く熟語で80個以上熟語を書いているということになります。 1日に10ページ以上も漢字の学習に取り組むこともあります。  この子がどのように500点を取ることができる様になったのかというと、「分析」のお

      • けテぶれ実践記④ 計画に「意識すること」書く大切さ

         けテぶれの計画では、学習内容と意気込みを書かせています。その中で、今回の学習で意識することを書く子どもが現れました。その様子を記録していきます。 現れ 最初に意識することを書き出した児童は「とめ、はね、はらいに気をつける」という内容でした。なぜそのようなことを書いたかというと、実は前回のショートテストで漢字のはねるところがはねておらず、100点を取ることができなかったのです。そのことをテスト後の大分析でしっかりと見つめ、「練習の時から気をつけていこう」と考えていました。

        • けテぶれ実践記③ 「分析の効果」

          漢字の学習を「けテぶれ」で行っていく中で、子どもたちが自分のことを分析し実力や状況を把握した上で練習をしたり、次の学習内容を考えたりできるようになってきました。その自分を分析することの効果について書いていきたいと思います。 ーを知り、レベルアップするけテぶれの分析では、葛原先生のおっしゃる通りに「+(プラス)、ー(マイナス)、→(矢印)」の3つの視点で行っています。 +はよかったところ、ーは悪かったところ、→はレベルアップのために何をするのかという形で子供達には指導をしまし

        けテぶれ実践記⑥ 成長思考が育つ

          けテぶれ実践記② 「練習の変化」

          4月からけ漢字でのけテぶれを導入してから1番最初に起きた変化は「練習」の変化でした。今回はそんな子ども達の様子を記録していこうと思います。 1番の変化多くの子どもに起きた変化は「必要な練習を自分で考えて行う」ということでした。 けテぶれの中でテストをしてみた後の分析において「練習する」と記述しながらも実際に練習することができなかった子どもが多くいました。 その子ども達が間違えた字や不安な字を練習するようになったのです。分析をした結果今の自分には練習が必要と考えられるようにな

          けテぶれ実践記② 「練習の変化」

          けテぶれ 実践記① 「手渡す」

          子供たちの実態今年度担任している子供たちは持ち上がりです。(クラス替えあり) 去年の自分のクラスでは2学期の後半からけテぶれを導入していました。他のクラスにも紹介しており、形としては実践をしていたことになります。 ちなみに「形としては」と書いたのは、学習方法として取り入れていただけであり、マインドの部分や考え方を指導できたわけではないということです そんな中、今年度は4月の最初から漢字の学習を使ってけテぶれを子供達に手渡してみました。 子供たちの反応去年から取り組んできてお

          けテぶれ 実践記① 「手渡す」

          何者でもない自分が実践を発信する意味

          初めまして。 関東で小学校の教員をしているはせしょーと申します。 初めてこのような形で自分の実践していることを公開します。 最初に断っておきたいのですが、僕自身は本当に何者でもありません。 日本33万といる公立小学校教員の1人です。教職員歴はありますが、特にこれといった発表や成果を残しているわけではありません。 またSNSのフォロワーも2桁です。 では、なぜそんな僕が実践を発信しようと思ったのか書いていきたいと思います。 改めまして、こんにちは。 関東で小学校の教員をしてい

          何者でもない自分が実践を発信する意味