みんななんだかんだ楽しいこともつらいことも抱えて生きてるんだなぁ、と思った話。

　こんばんは、あおしまです。

　ずいぶんと長いこと記事？的なものを投稿してなかったのですが（単に忙しくて文章を紡ぐまで考えがまとまらなかっただけではあるんですが）、なんだか世の中大変なことになったな、と日々感じて、暇ではないのだけど時間的な余裕が少しできてこの記事を書いてるってわけです。

　ここ最近は、職場の年間スケジュールが狂いに狂ってバタバタして今後の行く先も見えない中、事務仕事をしています。今日から本格的に在宅勤務になったので、もうあの電車通勤の時の「ウイルス連れてきてしまっていたらどうしよう…。」と不安を抱えながらの日々がなくなると思うとちょっとホッとしています。個人的な活動の方は、5月と9月頃に予定していたグループ展に参加予定なのですが、中止になるのでは、というか中止してほしいな、という気持ちです。制作は続けていますが、こんなにも先が落ち着かないのに展覧会をしたところでそんなに成功はしないのではないかなと思うので…。あと、2月に関わった別件の仕事で、最終的な完成が5月頃とだけ聞いていたのですが、いつになるのやら。このままお蔵入りもあるなあなんて思っているところです。

　美術館もLIVEやイベントも都内を中心に、休館延期、中止が相次いでいるし、文化的なことがこんなにも抑え込まれてしまうほど、あの目に見えないウイルスは強敵なんだなと実感するばかりです。

　3月頭の方までは、正直なところ大丈夫なんじゃないか、と私自身軽く考えてしまっていました。前に新型インフルエンザが流行った時くらいで落ち着くのかな、なんて。まあ、新型インフルエンザが流行った時は私は大人じゃなかったので、世の中の大変さとか政府の動き方とかあんまりよく分からなかったけど、少なくとも今みたいにこんなに休校になるなんて、この時はなかったように記憶しています。しかし、今回は違った。3月半ばから後半にかけて感染者数が爆発的に増加して、世界でも死者数が毎日増加。ただ事ではないな、と思い始めました。そんな頃には、街中にマスクは消え、アルコール除菌系のウェットティッシュやらスプレーも消え。そしてLIVEやイベントは中止。もう完全に追い込まれてしまった。こんな世の中つらいなとこうなる前も思ってたのですが、ここまでくるとさすがにしんどい。けれど、世の中はそう簡単に変わってはくれないんですね、今回でさすがにわかりました、嫌でも変えていくには行動しないと。

　そして、そんな状況になってしまった以上、私には何ができるんだろう。と頭の片隅で考えながら過ごしています。不要不急の外出は控えろと言われているのでお家にいるのはもちろんなんですけども。

　ちょっと脱線しますが、在宅勤務にもなったので本格的に引きこもり生活だな、と思っていて元々引きこもり体質の私には楽勝じゃん！？と思っていたのですが、それはそうもいかないなということを感じ始めています。というのも、それまではたとえ家に一日中いたとしても、ちょっとした買い物とか、実家に寄るとかもしてたわけです、私の場合（休みの日に一日家にいる日も多いですが、買い物は次の日にしようとか考えたりするので）。だけども、不要不急の外出はしないで、という要請が出て、近所のスーパーやドラッグストアが早く閉まっていたり、ショッピングセンターは休業。となると、例えば料理をしていて、「この調味料をちょっと入れよう…ってないじゃん！」となった場合、すぐに買いに出かけたりすることが容易じゃなくなるんです。その調味料がなくても死ぬわけじゃないし、それだけのために外出したくないし。家族も友人も今何してるのだろうかと心配になる。今までだったら気軽に会いに行けたのに…という風に考えると、人間って意外とちょっとしたお出かけとか、誰かに会うとかで肉体的にも精神的にも癒されていたのだなぁ、と思うわけです。毎日、何らかの癒しを栄養としながら、嫌なこと苦手なことを乗り越えようと日々我々生きているんだなとしみじみしてしまいました。

　こんなにも、人間てピンチになると何にもできないちっぽけな存在なんだなと実感してしまうのですが、そんなちっぽけな存在でもなにかできることはないかと、まだ生きることを許された私には探さねばならぬのだろうと思っているわけです。そうやってできることを探していくのが”生きること”だったりするのかもしれないですね。まずは、健康を保ちつつ、趣味であるファンアートとゆくゆく生業にしていきたい絵で作品を作り続けることが何かきっかけになればいいなと思っているところです。やっぱり、文化的なことは無きゃ無いで結構しんどいものだなと私も実感しています。直接的に”生”にかかわることではないにしても精神的な栄養には大きくかかわっていると思っています。それが世界を変えることに繋がらなくても構わないけれど、その人それぞれの人生を豊かにすることができる可能性を大きく秘めているはずなので、こんなにも苦しくて、暗くてつらい状況でも、何か1つでもいいので、誰かの灯になりたいと思います。

　そんな感じで、締めたいと思います、また今度投稿するときは明るい世の中になってますように、明日はいいこときっとあるぞ！

あおしまあやね。