一段飛ばしで2歩進んで
早いもので5月。
昨年の夏から始まったPOOLOの盛り上がりが最高潮に達し、花火のように終えた3月の末から早くも1か月。
終わったと言っても、POOLOのおかげでアクティブかつ声のかけやすい友人が50人近くいる状態である為、毎週誰かに会い、話をする。そんな日々が続いている。
GWはその繋がりのおかげもあって、前半の三日間で高知を旅し、後半には逗子映画祭を訪れ、自分の人生の中でもBestに近いGWであった。
高知旅中には、私自身の誕生日を迎えた。
サプライズで祝ってもらった・・・のを、サプライズ返ししたのも良い思い出である。
大学卒業以降、コロナだったこともあり、外部のコミュニティとのつながりが無いまま過ごしていた数年間。POOLOとの出会いによって、「コミュニティ」の重要性、人とのつながりの大切さをより痛感した。
特に大きかったことの一つは、30代の人との繋がりだ。
中間層のいない会社である為、会社でもそこまで接点はなかった。
大学時代のOBOGとのつながりがあったとはいえ、年齢差はたかが知れているし、どうしても上下感が生まれてしまう。
・・・が、POOLOでは対等に接することが出来る。
明るく前向きに生きているそんな人たちに出会えたことは私にとっては大きかった。
もう一つは、より多くの選択肢を知れたことだ。
会社で出会う人、高校や大学の同級生はたかが知れている。
年齢もバックボーンもやっていることも違うからこそ、色々な生き方に触れることが出来た。フリーランスも、海外ノマドも、他拠点生活をしてる人も、身近にいるものではない。
と同時に過去、色々なことを経験したうえで、それでもなお、前を向いて生きる人たちに出会えた。
ただ、会社員をしているだけでは、視野が狭くなって見えなくなってしまう多くの可能性や選択肢の存在を知った。
そして、自分の生き方を通す大切さを考えさせられた。
だからこそ、POOLOを終えた1か月の間に、自分の理想の生き方に近づくために、早々に新たに二つの道へ進むことを決めた。
その一つが、スラッシュワーカーズの加入だ。
スラッシュワーカーズとは、一つの職ではなく、複数の職を持ち、複数の収入源を持つことを目指すコミュニティである。
私自身、この複業のアイデアには大賛成であり、自分の描く理想の一つだ。
複数の収入源があれば、本業に何かがあっても挽回しやすい。
年収を増やすための無茶なキャリアアップの必要もなくなり、柔軟に選択肢も取りやすくなるかもしれない。
と思いつつも、副業には手を出せていなかったのでこの機会にコミュニティの力も借りて取り組むことにした。
もう一つの取り組みがコミュマネゼミへの参加だ。
コミュマネという職の存在はPOOLOに入って初めて知った。
とはいえ、自分の原体験の中で「集団をマネジメントする」という経験があり、その術を具体的に学びたかったのが、参加の理由だ。
自身を作り上げた大事な話でもあるので、少しだけ自分語りにお付き合い願いたい。
大学時代、体育会系の部活動の主将をしていた。
「私以外適任がいない」という当時の先輩たちのありがたいお言葉を貰って3年時には主将、代表を務めていた。
肝心の競技面では実績が出せず、自身の主将としての存在意義を思い悩みながら活動をしていた自身が出した答えが「部活動というコミュニティへの関わり方」であった。
成績のつきまとう競技において、上級生は、自分自身に精一杯になってしまう。故に、4年生と1年生はどうしても距離が生まれる。
だからこそ、私は部員全員に向き合う選択を取った。自分のことはもちろん、他の誰よりも後輩を応援し、対等に接することを心掛けた。
自身の引退時には、手紙を書いた。同級生を含めた当時の部員30名近くに。
この原体験は今の自身の人間性にそのまま反映されているし、やっていて苦ではなく、むしろ楽しかった。また、この経験があってか、卒業から5年になろうとしているが未だに現役部員との環境も良好で、対等な関係を築いている。
コミュマネゼミを通じて、過去の自分が漠然とこなしていた「コミュニティをマネジメントすること」のプロ目線でのアイデアを学び、ブラッシュアップしたいというのが一つの理由だ。
そして、自身の描く理想の生き方において、コミュニティの存在が不可欠である。POOLOを通じて言語化された人ありきという自身の性質を更に活かしつつ、自分自身でもコミュニティを形成したり、また多くの人と関わりながら生きていくことは自身の目指す方向性の一つである。
故にコミュマネを仕事にすることも一つの選択肢としつつ、自身の描く理想に近づくためのアイデアを得るためにコミュマネゼミに参加することを選択した。
(ついでに前述の大学時代の部活動の一切機能していないOBOG会を形ある機能するコミュニティにすることも取り組み事項の一つであったり・・・)
スラッシュワーカーズ、そしてコミュマネゼミを通じて、次は何が待ち構えているのだろうか?
今日より明日がより良くなるように。
自分の生を全うできるように新たに踏み出したこの2歩に関しても着実に歩みを進めていきたい。