20190331_note_これから就職する僕たちへ

これから就職をするLV.1の僕たちへ。


明日で4月1日になる。多くの会社では入社式。
つまり、多くの学生が新社会人になる。
そんな自分もその一人で、
期待と不安を胸に秘めつつ、mac片手にスタバでコヒーをしている。
ちなみにこの「コヒー」は誤字ではない。

さて、じぶんを含めた19卒の諸君。
今どんな気持ちだろうか?
 「就職先でやっていけるか全く自信持てない。」
 「どんな環境だろうとも泥臭くとことんやってやる。」
 「正直まだ学生でいたい。」
きっと本当に様々だと思う。

それでいて、それでいいと思うのだ。

かくいう、じぶんの心の大部分を占めているのは、
 「22歳ってこんな子どもなんだな。」 
である。

じぶんが子どもの時に憧れていた
"22歳"は今のじぶんよりも成熟していて、
自信に満ち満ちた表情で
あらたな世界への一歩を踏み出しているはずだった。

このまま社会人になって大丈夫なのか…。
そう弱気になるときに、いつもこの言葉を思い出す。

フィリピン留学をしていた時だ。
話せる自信しかなかったじぶんを、
英語ネイティブ達が容赦無くぶっ飛ばしてくる。
1週間でノックアウトされたSJ少年は、
コースを下げることを申し出た。

その時ボコボコにしてきた教師の一人がこう言った。

「あなたは英語を学びにきたんでしょ?
 だったらできなくて当たり前じゃない。
 もし、この時点であなたが完璧だったなら
 私たちはこれからなにをあなたに教えたらいいの?」

そうなのだ。あらたな世界に出た時は、
誰しもがLv.1なのだ。雑魚勇者なのだ。
木の棒しか装備がないのだ。

だが、それでいいのだ。

真面目に業務と戦っていれば、
着実にレベルもあがっていく。

必死に頑張っている姿をみて、
仲間になりたいと願い出る者も出てくるだろう。

きっとそれでいいのだ。
Lv.1のままで、不安なままで大丈夫なのだ。
敬語が話せなくたって、エクセルが使えなくたって大丈夫なのだ。

目の前のことにちゃんと向き合って、
礼儀正しく泥臭く周囲と関わって、
少しずつ少しずつでも前進していく。


その気持ちさえ忘れなければ、
誰しもがいつの日か「伝説の勇者」になれるのだ。

そうじぶんにいいきかせるようにして、
今日は宿で早めにセーブしようと思う。
いつの日か会心の一撃を見舞うことを夢見て。

#社会人一年目の私へ


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