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家族のこと

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毒親との日々
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#休職日記

毒親サバイバーとして生きる

子どもは社会人になるまで親の元を離れることができない。 この世界には残念ながら子どもを一人の人間として尊重してくれない親がいる。 子どもを親自身の”所有物”と勘違いしているのだ。 しかし、子どもは小さい頃から親の一種の洗脳を受けているので、自分の親が毒親だなんて気付かない。 かく言う私も社会人5年目にして、親が自分にとって毒であることに気付いた。殴る蹴るといった物理的暴力、精神的暴力、教育虐待、モラルハラスメントと呼ばれるあらゆる方向からの虐待を受けていたことを、30歳近く

頭痛

大学生になった頃から頭痛との付き合いが始まった。 大学で社会の中で女性として生きていく術を学んでいた私にとって、実家の中は学んでいたこととは真逆の世界が広がっていた。 小さい頃から両親に言われていたことの妥当性が恐ろしく瓦解していく中で、自分がどんどん壊れていくかのように、その悲鳴が頭痛となって現れ始めたのだ。 両親の束縛を受けながら社会人になり、教師として働き出すと、毎日頭痛薬を2〜3回飲まないと仕事ができない状態になった。 両親や弟妹の前で体調不良を少しでも見せれば機嫌