Day024 自分の時間① 休憩をとる
自分ではそんなつもりないけど、気づいたら肩の力が入って緊張していることが多いにのに気づいたのは、わりかし大人になってからだ。特に日中仕事している時間帯なんか、"いつも"になってて気にしてないけど、知らないうちに根を詰めている時がある。
自分で息を抜ける時間をうまく作ること。ずっと緊張していると、ここって時に力が出ない。ゲームって普段全然しないけど、どんな魔術師だって、常に7-8割の力を使ってると、とびきりの魔法には、MPが足りなくなるのだ。そんなイメージ。
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どれくらいPC画面とにらめっこしてただろう。いろんなとこからデータを引っ張て来たエクセルの辻褄が合わなくて、計算式から見直しして、だいぶ時間が経ってしまった。
ちょっと、休憩するか。
次のミーティングにも時間があるし、隣ビルまでスカイウォークを歩いて、セブンに買いに行く。勤務中にできる最大限の贅沢。挽きたてコーヒー。途中にあるベンチで少し休憩をする。
"ふー"っと息をつく。身体の緊張はなかなか解けないけど、息を抜けないよりはまし。
少し曇った空。真夏の日差しは強いことが多いけど、時々うっすらと覗く太陽は、今日少し優しく見える。
午後15時過ぎかー。
曇り空から目を戻すと、先輩がタバコを吸いに向かってくるところだった。今日は少しのんびりやろう。
コーヒーもまだしばらくは温かいだろうから。
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今日は遅くなったな。時計を見ると22時を回っていた。いつもは遅い先輩も、家の用事があるみたいで、今日はもう帰っていた。そろそろ帰らないと。
夕方に今日は長くなるぞ、と思ってたから、18時くらいに地下のファミマの梅おにぎりと生姜スープで一旦満たしたけど、ちょっとお腹すいたな。
終電まで、まだ時間もある。ちょっと寄ってくか。駅へ向かういつものルートを少しそれて、裏通りの飲み屋街へ向かう。
ビジネス街にほど近いこの辺りは、夕方から人が溢れて、この時間になると既にでき上がっている。同じ会社の同期かな、表で飲んでるグループの脇を抜けて、カウンターへ。
まずはビール。"ぷはー"と息をつく。一人で飲むのも慣れたもんだな。今日は軽めに串を食べて帰ろう。この時間になって、ようやく一日の肩の力が抜けてくる。
あ、ここの餃子おいしいんだよな。表のグループもまだまだいそうだし、あと一杯。
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実はあの頃、できたらよかったな、と思うこと。目の前のことにいっぱいいっぱい過ぎて、こんな余裕がなかった。
コーヒーを買うどころか、家からお茶もってきて、アポイント以外、席からほとんど離れなかったし、遅くまで仕事した後はへとへとで、食欲すらない。
もっと自分を甘やかす時間ができていれば、もっといろんな発見があったかもしれないな。
でもこの時間があったから、自分に休憩が必要なことが、理解できたかもしれない。
Stay Gold.,
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