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平凡なストーリーにはしたくないけれど <小説執筆>

新作ミステリのプロット作業を継続しています。ようやく大まかなあらすじができてきました。
今、書いているのは「人に読ませるあらすじ」① です。
ネタばらしも含めてその小説のテーマや狙い、読みどころをしっかり書いたあらすじです。(時間のある方は下記リンクをご覧ください)


前半【事件編】と後半【解決編】に分けるとしたら、前半は固まっていて、後半をどうしようかという段階です。もちろん頭の中に後半のストーリーもあるのですが、少しステイしています。

いつもなら一気呵成に後半まで書き上げて、そのまま本編執筆に突き進むのですが、今回は慎重に進めることを決めています。

考えどころは、前半の事件や謎の提示を受けて、後半にどんな解決編、真相を用意するかです。

そして悩みどころは、後半にどれだけ「驚き」の要素を濃くするか、ということ。

もちろん平凡なストーリーにはしたくないけれど、読者が予想外の展開を用意すればするほど、リアリティーがないと言われてしまう。
私は「えっ、そんなのあり!?」というような展開が好きなので、ついそちらに「ひねったオチ」を考えるのですが、現実にそういう「行動」・「動機」が成立するかどうか、不自然ではないか、ということです。
後半に大きな落差をつくりたいけれど、やり過ぎて小説の緊迫感を失うことは困ります。

ミステリにも色んなジャンルがありますから、リアリティー重視のミステリもたくさんありますし、「驚き」より「静かな感動」、「ほのかな余韻」をラストに持ってくる名作もあります。

今回、書こうとしているミステリは、サスペンスタイプです。本格系ではないので、大向こうを唸らせるようなトリックは使いません。それでもやはり意外な展開をつくりたいのです。
今、頭にあるストーリーも意外なものなのですが、それで足りているのかどうかが難しいです。これ以上、要素を加えたらやり過ぎになったり、サスペンスのスピーディーさを邪魔する可能性もあります。

まだ考えようと思います。とは言っても頭の中でぐるぐる考えていても進みません。
書き上げた前半のあらすじを元にして、後半のあらすじを10通り、作ってみようと思います(今あるストーリーに加えるから、あと九つです)
きっとその中に、納得がいくストーリーを見つけられることを信じて。


ところで見出し画像に使用したのは、Canva(キャンバ)のテンプレートです。これまでツイッターやnoteで使いたい画像に困っていましたが、最近はCanvaが無料で使えるので重宝しています。
このテンプレートのリンクはこちらです。

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