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『リバー』奥田英朗さん 5/11読了

5/11
『リバー』読了! 心地良い疲労感に浸っています。長くて険しいヤマを乗り越えた刑事たちと、私も一緒に感慨を分かち合っている錯覚がします。
 一人一人の息遣いを感じる圧倒的な群像劇。 視点が切り替わるたびに感情移入というより、その人物の人格に乗り移るような思いで読みました。 名作です。

5/8
『リバー』は地理が分かればより面白いと確信しました。渡瀬川流域の地図を見ながら読み進めています。
それだけで犯人の心理、そして群馬、栃木両県警の捜査員の心持ちが想像できます。
地図や資料を見ながら読むのは『テスカトリポカ』、『ダ・ヴィンチ・コード』以来です。

5/6
648ページ。
久々のボリュームです。
どう(いう姿勢で)読もうかと冒頭をめくっているうちに、するするとストーリーに入り込んでしまいました。
そう言えば『罪の轍』も厚かったのです(587p)。
あの興奮と満足感を味わえると思うと、楽しみしかありません。

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