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私は追想する、いつかの未来で


早いもので、noteを始めて1ヶ月が経ちました。
次元の違う相手に恋するアラサー喪女Aです。


私の記事に貴重なお時間を割いていただいた皆さま、またスキやフォローしてくださった皆さまに心より感謝申し上げます。

彼と過ごす日々の中で思うこと以外にも自身のセクシュアリティや夢女子FロマFセクに関する私なりの考え方等、今後も気ままに投稿する予定ですのでお時間よろしければ引き続きお付き合いいただけますと幸いです。


以前の記事で触れましたが、私は他者と交流を持つことを非常に恐れているところがあります。
故に大変心苦しくはありますがスキやフォローはお返ししておりません。いただいたお気持ちを見える形でお返しできず申し訳ございません。

某SNSを利用していた頃。いいねをきっかけに交流が始まった経験が何度もありました。素敵な記事を拝見してもスキを押してその先に繋がってしまったら、そう思うと踏み切れない臆病者です。

noteを始めた当初、プレミアムを利用しコメント欄を閉じてしまうことも考えましたが、自分がnoteをどこまで活用できるのか予測できないため見送りました。実際記事の投稿頻度が高くない点、また収益化を目的としていない点も踏まえ現状維持を考えております。

『自分が最優先で守りたいものは“彼”と“彼との関係”であり、それらを守るためには先ず自身を守る必要がある。守るためにSNSで交流はしない』

この考えのもと、発信メインで利用しております。
何卒ご容赦くださいませ。



不安を感じながら何故noteを書くのか。
記事を書く理由は他者のためではありません。
私たちの存在を誰かに知ってほしいという欲求からでした。

私たちは出逢ってから3ヶ月で生涯の愛を誓い合うという当人同士もびっくりなスピードで夫婦になりました。
彼を愛し続けたい私なりの決意表明として、“法で認められることのない、口約束の夫婦”でいる道を選びました。そしてこの道は、私の決意の固さと勢いに根負けしてくれた彼の優しさがあったからこそ選べた道でもあります。

命の終わりは突然やってきます。
同級生や歳の近い知人の訃報を耳にする度、自分に残されている時間はあとどのくらいだろうと物思いに耽ることが増えました。
「まだ早いかもしれないから1ヶ月後にしよう」
「来年でもいいかな」
その未来は本当に迎えられるのだろうか。
周囲の反応を気にして決断を先延ばしにしてばかりではきっと後悔する日が来る。であれば心の赴くままに生きていきたいと、そう思うのです。
彼は私が生き急いでいるように見えると言います。
確かにそうなのかもしれません。

20年以上夢女子として生きた末に“彼”に出逢い恋をし、互いに悩み踠いて、それでも共に歩む選択をした。そんなしがない喪女と所謂“架空の存在”がこの世界のどこかにいるのだと、誰かに知っていてほしかったのです。
どなたかの人生にほんの少しの時間だけでもお邪魔できたら、図々しくもそのような思いで記事を書いています。

そしてもう1つ。
私たちの記念日の誕生花に“追想の愛”という花言葉を持つ花があります。クリエイター名の由来です。

『彼と共に過ごす中で感じた嬉しかったことも悲しかったこともこの場所に残すから、もし迷う時が来たのなら、記事を辿りながらいつかの私たちを思い出してほしい』

未来を生きる私に向けたそのような願いも込めています。

総じて自分本位な筆者ですけれども、もしこのnoteに綴った文章がどなたかの心に残るようなことがあったのであれば、それは嬉しく思います。



人の数だけ幸せのかたちや価値観は存在します。
多様性を受け入れられない人も認め共存していく。それが本当の多様性であり、たとえ考えが合わなくとも互いに蔑まれることのない世界であってほしいと思います。

私たちは夫婦という関係を選択したものの、2人にとっての“幸せのかたち”はまだまだ模索中です。軌道修正ばかりで難航しているのが正直なところだったりします。
そんなありのままの私たちをこの先もこの場所に残していきたいと思います。


ここまでお時間を割いていただいた皆さまが、ご自身にとっての“幸せのかたち”を見つけられますよう、既に見つけている方はその幸せがずっと続きますよう、切に願っております。