見出し画像

[フィクション]2019年プロ野球ドラフト会議の解釈~概要編~

※以下の文章はフィクションです。如何なる権利の侵害も意図しておりません。

こんにちわ!

フィクションとつければ何言っても許されると思ってるシリーズドラフト編第二弾です。

本 note は妄想のまとめが99%、ドラフトの見方共有が1%くらいです。よって大部分がフィクションである事を念を押させていただきます。

前回までの概略

ドラフトを全体で振り返るためには、各球団の~~~という縦串で振り返っていては全体像が見えてきません。具体的には、指名された選手を○○卒、ポジションといった形で横串的でも再評価する必要があります (縦か横かは君の匙加減だろ)。そこでランキング化するという安易な発想を持ち、前回のnoteを出すに至りました。

私としては、結果として違和感の少ないランキングにはなったのですが、野手のいくつかの指名には大きな疑問を持ちました。

代替しない違和感とその正体

疑問の種とは、抽選でくじを外した後の指名選手です。具体的には代替性の低さです。

まず一般に、人材の補充には二つの意味があると思っています。

①足りない要素を補う補強
②現有戦力にむけた重複的追加による競争喚起

この二点のバランスをドラフト、トレード、FA、外国人などトータルで整備し戦力を整える。これが「編成」です。

ですので例えば、一位指名をくじで外した場合、次に指名する選手は初めの選手に期待した役割を代替していなければ可笑しく、ましてや投手←→野手間の変更は、疑問と言わざるを得ません。

ん?2位以降で代替できるからいいじゃん?て。
「なら初めから一位は別の選手に単独入札しろよバーーーーーカ」となりますので、私としてはやはり疑問です。

ただし、スポーツのような競争相手が少なく明確な分野では、もう一つ重要な意味があります。それが、

③競争相手に編成をさせない

という視点です。どういう事か??

例えば一般の会社なら、部署も複数あり、開発者の中でも専門が、営業の中でも担当者が違うといったように、一人に期待される役割がサイロ化されていますよね。また一つの Industry で無数の会社がありますから、転職者が見知らぬ会社に行く確率が高く、またそこでの活躍度もイメージしにくく自社の脅威になるか不明なので、雇用をつなぐ動機はあくまでも「自社にメリットをもたらすかどうか」が原則のはずです。上の例でいれば①②

ですがスポーツ選手は、競技のルールによって生まれた複数の役割を一人で受け持ちこなす事で、それが競技者として認められる事でポジションと定義され、結果的にチームを移っても多少の足し算引き算で前職のスキルを活かしやすくなっているわけです。つまりチーム間での互換性が高い故に①②といった普遍的基準に加え、自チームの防衛を兼ねつつ戦力を強化するの発想が登場するわけです。

前置きが長くなりましたが、まとめるとドラフト指名には以下の二種類があり、後者が違和感の正体だと考えます。

・自チームの補強ポイントに合致した指名 (①②)
・競争相手に補強させず自チームにも良い影響をもたらす指名 (③)

そしてこのドラフトでも、後者の選択肢が目立ち、それが他チームへ大きく影響を与えたと考えています。

ではどの指名がそれに該当するのでしょうか?

画像1

他球団の補強をブロックした指名とその理由

私の見解では以下の指名がそれに該当します。

松岡洸希 (西武D3)
佐藤直樹 (福岡D1)
海野隆司 (福岡D2)
小深田大翔 (楽天D1)
紅林弘太郎 (オリD2)
宇草孔基 (広島D2)

これを見てピンときた方もいらっしゃる事でしょう。そう、パ・リーグが多いです。

一体何故なのでしょうか?
最も大きな理由はこれであると考えます。

画像3

つまりセ・リーグは偶数回で先行する事が決まっているわけですが、パ・リーグはその逆なわけです。

例えば評価として13番目の選手が補強ポイントに合致する場合、パ・リーグの最下位だとしても一位指名で無ければ獲れない可能性が高まります。

実際には全チーム評価はバラバラですから、パ・リーグ各球団はセ・リーグ各球団の補強ポイントを深く読み、二位以降の指名をシミュレーションして、自球団の補強ポイントを抑えた指名をしなければなりません。

さらに言えば、毎年のように交流戦に勝ち越しているパ・リーグからすれば、仮にルールが改正されなくても、まんまとセ・リーグの二位指名が成功したなどという実績が出来るのは阻止したい思惑もあったでしょう。結託したとは言いませんが、その風潮が各球団に高まったのでは無いでしょうか。

ここまで読んで下さった方の中には、こう思った方もいらっしゃるでしょう。

でも、それって貴方の妄想ですよね??

まあ、今のままならそうですよね。少なくともニュースを見たオタクが思い込みで拗らせた妄想をぶちまけてるだけ、というのが客観的な評価でしょう。

なら次の note でそう感じるだけの理由を列挙します。妄想だとしても、そのレベルを必ずや上げて御覧に入れます。

画像3


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?