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広田圭美@池袋AbsoluteBlue

ピアニスト広田圭美さんがガチのピアノソロをやるというので聴きにいってみた。彼女のソロ名義のコンサートというのは何度かやってはいるが、その時はゲストを迎えていたので、本当のピアノ1本勝負というのは今回が初。

キースのケルン・コンサートでいくのか、それともダラー・ブランドのアフリカンピアノでいくのか・・などなどちょいと間抜けな想像をしつつ。よくよく考えてみたらツイキャスで同時配信もするわけなのでまぁ彼女らしくMCにボケと笑いを交えながらのいつもの等身大のステージ展開。

彼女のオリジナル曲と、そしてベースラインを利かせた勢いのあるアレンジのカヴァー曲という構成。彼女のカヴァー曲は、もう「広田圭美が弾いている」ということがすぐわかるフレーズが出てくるのだが、「宇宙戦艦ヤマト」はまさにそうだった。ところどころ「あ」と思う部分が多発。心の中でニヤニヤが止まらない。

もう1つ。彼女が伴奏をやっている舞台の1つ。「遠き夏の日」で演奏していた曲をショートサイズメドレーで。以前1度舞台を見ただけなのだけれど聴いているとところどころ思い出すわけで(当たり前か・・・)。

MCではいつものとおりなんだけれどかなり気合いを感じるピアノ。誰か有名なプレイヤーに例えるというのであればやはりミッシェル・カミロが思い浮かぶ。深くメロディアスに聴かせてくれて、そして熱く激しくリズミカルなところはMC除けば近いかな、なんてことを思う。意外性のあるアレンジもしかり。

ここ最近、彼女の書く曲はピアノ1本というよりも「拡がり」のある感じのあるメロディのものが多い。いつか、フルコンのピアノ1本で聴ける機会があればいいなと。久しぶりにいいソロピアノ、聴かせてもらった。

(相当疲れただろうなぁ・・・今回は(笑)。



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