見出し画像

英語が上達した私のマインドセット

今回は私の英語学習で大切にしているマインドセットについて振り返っていこうと思います。
英語の勉強はまだまだ現在進行形ですが、最近特に以前よりはるかに英語に対するハードルが下がったと感じています。

また、英語を頑張られている方々にとって、個人の一体験談として、そういうこともあるのだなと納得いただけたり、共感していただけると嬉しいです。

今回は、「英語を話す」ことに特化して書いていきたいと思います。


英語に対して持つべきマインド

間違えることは当たり前

当たり前のことですが、私にとって間違えてはいけないという意識の強さはとても大きなものでした。
無意識にこの考えに縛りつけられていたのです。

間違っていいんだ、という経験を”実際に”することで、間違えることへの恐怖心からは解放されたんです

これは私の性格のせいもありますが、義務教育からの英語が”勉強”であり、正解不正解があるという概念が染みついてしまっているのだと思います。

一つ、間違っていいんだ、と本当の意味で気づいた体験をお話ししたいと思います。


私は今、あるホテルのレストランでアルバイトをしています。

海外のお客さんが多く、英語が母国語でない人々とも英語で話す機会があるのですが、彼らの使う英語の文法は案外正しくなかったりします。
でも言っていることはわかるので、まったくもって問題ないのです。

ヨーロッパ諸国などの外国人は母国語ではなくても英語が話せるイメージをお持ちの方もいると思いますが、彼らの英語も実は完ぺきではないんです。

また、私も仕事をしている以上、拙い英語を使わなければならない時がどうしてもあるのですが、
彼らはたいてい顔色一つ変えず普通に接してくれるし、ちゃんと言葉を返してくれます。
そういう優しい外国人に接する機会が増えることで、安心して英語を話せるようにだんだんとなってきているように思います。

その体験をして初めて、自分が無意識に間違えてはいけないと身構えてしまっていることに気づいたんです。


日本語なまりの英語発音は私たちの”アイデンティティ”

英語を学習される方は「○○アクセント」という言葉を聞いたことがあると思います。
ちなみに私はBritishアクセントとRussianアクセントが好きです。

この考え方を私たちにも取り入れてみましょう。

私たちもほかのアクセントと同じように"Japanese アクセント"をもっているんです!
「カタカナ英語」なんて言われたりしますが、私は日本人の話す英語に日本語のなまりが残るのは悪いことではないと思います。
私たちは日本人なわけですし、それは私たちの持つ個性でもあります。
まったく恥じることではないんです。

さきほど、英語がペラペラのように聞こえる外国人も実は間違えている、という話をしたのですが、
なぜ彼らが英語がペラペラに聞こえるかというと、これは私の意見ですが、彼らが発音できる音にあると考えています。
私は英語以外にスペイン語、フランス語、ロシア語を学んだことがありますが、ヨーロッパなどの言語には英語と同じ発音がたくさんあります。

つまり、ほかの言語には英語と同じ発音があるけど、日本語には英語と同じ発音がすくないのです。
日本人の英語が下手なのではなくて、音が出すのに慣れていないだけなのです。
これも練習すれば、上達するので大丈夫ですし、
繰り返しになりますが、日本人であるという私たちの個性だと思ってプラスにとらえることが大切です。


言語は話せるようになるのに時間がかかるもの


これは英語の伸びが感じられず英語学習を続けていくのが困難だった時に、私を救ってくれたマインドです。
この考え方に出会わなければ、途中で投げ出してしまっていたかもしれません。

さて、突然ですが、
私たちは母国語の日本語を大人と同じレベルで話せるようになったのはいつかだったか考えてみてください。
少なくとも小学校の頃はまだ知っている語彙も少なく、大人と対等に話ができる状態ではなかったのではないでしょうか。

となると、私たちは母国語でさえ大人レベルで話せるようになるまでとても長い時間をかけているわけです。

母国語でさえそうなのなら、第二言語である英語が数か月、数年上達しないからといって焦る必要はないのです。

”できること”を毎日続けていれば大丈夫

英語はしばしば「筋トレ」といわれるのですが、
私の経験からも継続は最優先すべきことかもしれません。長い時間をかけていいとはいうものの、習得は努力の結果だと思います。

できることの程度は人それぞれ違うと思いますが、文字通り”今自分ができること”でいいのです。
おすすめは自分が好きなこと、苦でないことを英語に少しだけチェンジしてみることです。

私が最初に始めたを例は、
大学への通学中、運転している車の中でポッドキャストを流していたことです。
「聞く」のではなく「流す」んです笑

この時はまったく英語が聞き取れなかったので、音楽のように何もわからず聞いていました。

最初はニュースを聞いていたのですが、何もわからないので聞くのがつらくなりこれではやめてしまいそうだったので、聞く番組を好きな俳優さんのインタビューに変えました。

より自分の興味の持てることに変えたおかげで、”聞く姿勢”も変わったし、何より難なく続けられるようになりました。

映画が好きな方は俳優さんのインタビューを一度見てみるのをおすすめします。
YouTubeで英語で、俳優さんの名前と”interview"と入力して検索するとたくさんヒットします。
ぜひお試しを。


最後に

今回は自分が英語学習をするうえで大切にしている考え方を整理し、
また自分自身の経験をこの場でお話しすることで、皆さまにも間接的に私が得たことをお伝え出来たら、という思いで記事を書かせていただきました。

どれもよく考えるとすごく当たり前のことなのですが、初めてこれらのことを身をもって実感したり気付いたりした時、私にとっては目から鱗でした。

英語学習は本当に長い道のりですが、留学までの日数も残り少なくなってまいりましたので、一歩一歩日々前進できたらと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?