【特集】プロカメラマンがヨントンのセッティングをしてみたら(レポ漫画つき)
こんにちは。プロカメラマンでオタクのほにゃぴ〜です。
前にオタク友達のヨントン(※アイドルと1対1のビデオ通話)のお手伝いをしたところ、良い感じにできたので、セッティングの流れや使用した機材をレポします。
ラストには漫画で実際のヨントンの内容も描いていますので、お楽しみ下さい!お相手はINIの松田迅くんで〜〜〜す!!
前日準備
当日と同じ時間に音や光の確認
ヨントンの予定が昼間だったので、最初に当日とできるだけ同じ環境で、ヨントンをする部屋の状況を確認しました。
光だけでなく、大きな音がしていないかも確認します。周囲が騒がしい場合はイヤフォンを着けてヨントンに臨んだほうが良いでしょう。今回はお隣の家が2週間ほど工事していたのですが、家主に確認したところ、前日にちょうど終わったところでした(ラッキー!)
ちなみにヨントンで使用した部屋も諸事情で工事中で、写真の状況はヤバいですが、推しからは綺麗な空間に見えていますのでご安心下さい。
iPad設置
今回のヨントンに使用するアプリはiPadの使用可能だったので、iPadをスタンドで設置しました。推しの顔が大きく見えるし、その分こちらもカメラから充分な距離が取れます。ボードなどを使用する際は、距離を取っていないと見切れてしまい、アイドルが質問を読めず時間をロスしてしまうので要注意!
卓上スタンドではなく三脚つきのスタンドを使用しました。机よりも色々な場所に置けるし、高さや角度調整がしやすいのでお勧めです。ヨントンに挑む本人とも相談して、立ちでやることにしてセッティングしています。
スタンドのポール部分にクランプを噛ませて、アームの先にリングライトをカメラネジ(三脚などカメラ周辺機器に使用されているネジの統一サイズ)でつけています。
アームはカメラマン的には使い勝手が良くてとても便利ですが、クリップ式のリングライトもこれだけで色々なところにつけられて便利です。クリップを外せばカメラネジも使用できます。
画角を決める
ヨントンをする本人にiPadの前に立ってもらい、ボードのサイズなども想定して画角を決めます。カメラ(iPad)の位置と本人の立ち位置、背景の3つの前後の距離をここで決めます。
この時から可能であれば、実際使用するアプリを使って画面を見ていくのが重要です!アプリによってはどこまで写るのかがわかりません。
実際使用するアプリが事前確認できない場合は、標準のカメラアプリの写真モードで写りを確認すれば、写って欲しくないものが見切れるのを防ぐことができます。ビデオモードはカメラが少し寄るので、周囲がトリミングされます。
画角に合わせて背景を設置
ヨントンに使用したのは工事中の空き部屋だったので、布を垂らして背景を作りました。色は松田迅くんのメンカラに合わせて赤!画面を見ながら画角全てをカバーできる位置に。かつできるだけカメラから離して設置します。
折りジワはスチームアイロンをかけると簡単にとれます。アマゾンではコンパクトで安いスチームアイロンが売っていますので、一つあると便利です。
興奮して画面に寄りすぎるとボードが見えなくなってしまうので、立ち位置もバミって(印をつけて)おきます。
前日セッティング後が済んだら、ヨントンの内容を話し合って決め、画像素材を探し、ボードの制作をしました。
本人は帰宅してからもヨントン内容を時間内に収めるように猛練習したとのこと。明日が楽しみ!
当日準備
明るさの最終チェック
当日は前日より晴れていたため、窓にレースカーテンの布を何重かにして貼り、光を柔らかく調整して、リングライトとのバランスを取りました。
大事なポイントはヨントンする本人の顔と、ボードの文字がきれいに見えるように!白く飛ばしすぎるとボードの文字も飛んでしまいます。
ボードや飲み物の置き場所を確保
使用するボード、電源、それと緊張でとても喉が渇くので飲み物を小さいテーブルにまとめて用意。折りたたみの簡易テーブルはどこにも持っていけて便利です。普段の撮影でも使っています!
本番状態で最終リハ
実際に使用するアプリで最後のリハーサル!準備万端です!
【ヨントンレポ漫画】
ついにヨントン本番!ヨントン内容をレポ漫画にしました。
ラフを本人から貰って、私が仕上げました。
どうぞ!
結果、大満足なヨントンになったようです♡
皆さんもばっちり準備して、推しとの最高の時間を過ごしましょう!
もしヨントンについてのご相談があれば、目安箱にお願いします。
(参考にします!)
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