【占い】

つい気になってしまうものの1つに、占いがある。

たとえばお正月に引くおみくじとか、雑誌の巻末の星座占いとか。

いい結果だと嬉しくなるし、悪い結果だと、気にしなければいいものの、やっぱり少し落ち込む。

けれど占いの良い悪いの結果に特に人生を左右されたことはなく、読んだ側から細かなことがらは忘れるので、あんまり何が書いてあったかは覚えていない。


多分、そこそこ占いを受けたことがある方だと思う。

手相占い、姓名判断、星座占い、四柱推命、カラー診断とか、あとは花のレイを首からかけてフラダンスを踊っていたおばちゃんがみてくれた、ハワイアンタロットとか。一年に一回くらいのペースで、目につくと試したくなってしまう。

「絶対に今日は占いに行く」と決めて訪れたことはないし、同じ占い師さんの元に通ったこともなくて、ただただアトラクションみたいな感覚で楽しんでいる。

なんというか、私のことを全く知らない赤の他人が、私の見た目や生まれた数字や名前の画数をみて、私の人生や人柄を判断して言葉にしてくれる状況が、なかなかに面白いと思っている。


これから起こることは自分にも予想ができないので、なんとなく漠然と「これから良いことが起こる」とか「何か気をつけた方がいい」みたいなことを言われると、何か嫌なことが起こった時「まあ嫌なことあるって言われたしなあ」と占い結果のせいにできるところも気に入っている。


そんな感じで、先日久しぶりにフラッと占いに入ったとき、占い師さんに

「あなた、天気予報みたいな感覚でそこに座っているでしょう。」

と言われたことがあった。

占いは人生の天気予報。なるほど。言い得て妙だと思った。

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