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『格闘代理戦争-THE MAX-』一回戦終了 感動しました!の巻

『格闘代理戦争-THE MAX-』一回戦が終了しまして、組み合わせの妙もあって、青木推薦選手の中谷優我さんは無事に一回戦突破。応援ありがとうございました。

本題に入る前に格闘代理戦争といえば(ABEMAの現場)、弁当&その他の食べ物が充実していて、気が重くなる現場もワクワク感を持って臨めるのですが、今回もまた弁当が素晴らしかったです。牛肉が得意ではない僕に大丈夫な魚&豚の焼き肉弁当と王道焼き肉弁当と数種類用意されていて、番組が終わった後に持ち帰って食べた弁当が染み渡りました。それと同時に出場選手には選手個々に控え室が用意されていて、そこに飲み物からゼリーから食べ物まで用意されているような環境は駆け出しの選手レベルではないのだから、感謝しつつ自分達が演者である意識を持てと思いました。演者を大事にしてくれるって言うのは演者を育てようとしてくれるってことですからね。まあそれはそれとして。

競技色が色濃く出る中で当然と言えば当然なのですが、華の部分を担当する秋山成勲さんや平本蓮さんが脱落しちゃって、残ったのは質実剛健な監督陣で競技的には良いんだろうけど、注目を集める意味では厳しい布陣に追い込まれたような気がします。今回は組み合わせ抽選から、事前の作りも試合もすべてが「競技」で、「格闘代理戦争」の肝の部分なはずの虚実皮膜を見せる幅がないのはどうしたものですかね。

それと社会現象となった「ブレイキングダウン」のおかげで表現の幅が狭まった部分があって、この手のやつはとりあえず揉めてれば良いだったのが、揉めるのは二番煎じ且つ陳腐に見えてしまうので、ブレイキングダウンの影響はこんなところまできているのだと実感しました。僕は桜井マッハさんが恋しいです。まあそれはそれとして。

現在のルール設定の中で創る感覚も面白いものだし、制限があるからこそ飛躍的な成長や発明が産まれるものなので、今後の格闘代理戦争に期待してください。

試合の方は中谷優我さんが普段の練習では見せたことのない「強さ」と「頑張り」を見せていて、今までの中谷優我さんは何だったんだと狐につままれた感がありつつ、中谷優我さんが立派に育った姿を見てここからは独り立ちして頑張ってほしいとの思いで監督を離れることにしました。本当に感動しました。

アップやサポートの実務的なところはタイ武者修行帰りの野村駿太さんに任せていて、彼に格闘技周りのことは彼に任せておけば間違いがなく、今回も安心して任せておきました。竹浦正起さんもそうなのですが、子供クラスを教えている方は適切な声掛けと気遣いができるのは特出した能力だと思います。今回もまたそれが当たった感があります。ちなみに野村駿太さんはタイ修行に行った際に旅費を抑えるためかLCCを使ったところ、行きも帰りもロストバゲージする引きの強さを見せていて、悔しいくらいに面白い人生を送っている人です。

今後の番組と中谷優我さんの応援をよろしくお願いします。
僕としましては格闘技選手としても「無職」になろうとする中で、また一つ貴重な仕事が減るのは苦しいところではありますが、旅立つ中谷優我さんを気持ちよく送り出したいと思います。感動しました!

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