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試合発表5月20日グラップリング戦 走り出そう 明日の日に 振り返るにはまだ早い

5月20日ONEシンガポール大会でケイドルオトロ選手とグラップリング戦(ONEライト級)の試合が発表になりました。変わらずに日々を懸命に頑張っていきます。

試合自体は前回の試合一週間後には合意に至って(いいよって言っただけ)、試合合意書にサインを書いて送っていました。試合の発表はいつかと何度か確認していたところ、ONE日本人スタッフとして孤軍奮闘している森なつみ嬢から「青木さん!今週発表するのでインタビューさせてください!」と焦り気味且つ急かし気味の連絡がきました。「おいおい。そんなに焦ってどうしたよ。」と尋ねるとどうやらチャトリCEOから早急に発表するとのことでこれは毎度おなじみチャトリCEO勢いで周りが急に動いたパターンだなと思いました。お察しします。いつもは急にFacebookで発表されたりするので今回はnoteを書く時間があって有難いです。

自分の心境を語る前にONEが僕に試合をくれることが有難く思ってます。僕はフリーのファイター&レスラーなので仕事がなければそれでおしまいです。よって仕事の報酬は仕事です。勝敗は思った通りにならなくとも前回の試合後に試合オファーを貰えたことは試合を評価してもらえた部分があったと思って嬉しく思うと同時にどこかでホッとしている自分がいます。これでまた格闘技を続けられる。

そうなのです。僕はクビにされても仕方がないと思ってモノを創っています。そのくらい自分が創るものへの拘りがあってもしもそれが相容れなかったり、許されなかったのであれば、クビにされて次の仕事を探す覚悟を持っています。それがまた試合を貰えたのであればそれほど嬉しいことはないのです。人に必要とされるのは有り難く嬉しいことです。まあ必要としてくれる人のところに行けって話でもあります。とにかく感謝しています。

対戦相手のケイドルオトロ選手は19歳の新鋭で世界のグラップリングシーンをリードする若人です。言われて気がついたのですが、20歳差で20歳下の選手と試合をするとは年をとったものだと思います。明らかに相手をアップさせるマッチメイクなことは重々承知ですが、「おまえらの思い通りにはさせねえよ」と強く思っているし、意地を見せて全力でやってきます。

青木真也を全うしたいと思います。
自分の理想とする「プロ格闘技」を追い求めます。
僕の客だけ試合を見てください。それで十分です。

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