見出し画像

PV数とか商売の仕方とかブランドとか。

いつも御贔屓にして下さるnoteの月額会員のお客さんや、記事を購入して下さるお客さんのお陰でPV数を気にせず、心地よく自分が好きなように記事を書くことができています。いつもありがとうございます。

YouTubeもウェブメディアも広告費を頂きに行く構造の場合は数の稼げるコンテンツにして行くのが求められるので火柱を上げるものになりがちです。僕も数字を稼ぐことが求められるルールで創るときもあるのですが(東スポのインタビュー記事やAbemaのPPVやその他のコンテンツ)、自分が創る主戦場は数字が求められずに御贔屓にしてくださるお客さんに守られた場(noteやVoicy)で創っています。

PV数至上主義によってコタツ記事が量産されたり、内容のない女子選手の水着記事が増えることに格闘技メディアとしての矜持はないのかと思ったこともあるのですが、今はルールや構造が違う別物であって、御贔屓さんに支えられて自らの創作活動をするか、PV数からくる広告費を稼ぐモデルなのかだと思っているのでまったくの別物だと捉えています。Yahooニュースの広告モデルがある限りはPV数ありきの記事はなくならないだろうし、Yahooニュースがなくとも広告モデルはなくならないと思っているので、青木真也の表現が自由にできる場所をしっかりと創って守って行こうと考えています。

発信の仕方、創り方、商売の仕方は個々に形があっていいです。実際に地方を周ってみたり、選手個々の商いを見て行くと土地や業種や人でそれぞれの形があって学びが深いです。個々の形が正解であって、バカにするものでもないし、ぶつかり合うものでもなく、自分と違うものを見て自分に取り入れられるものは取り入れることが大事だなと思います。自戒する部分でもあるのですが、個々のスタイルが違って一見同じことをやっているように見えて、目的もマネタイズのポイントも個々で違うので、意見をぶつけ合うこと自体がどこに着地するものでもなく意味のないことだと思います。

最近、膝を打ったのが格闘技ジムのYouTubeで再生回数が200前後で一見すると意味がないように見えるのですが、毎週動画を出していて不思議に思っていました。話を聞いてみるとジム会員様の顧客満足度や新規入会のきっかけになっていると聞いて日々の積み上げ力に驚きました。地方に行って大きな学びのひとつです。結果を残している人は考えているし、日々コツコツやっています。

僕はnoteの他にVoicyをやっています。Voicyの再生回数は平均すると1000弱でフォロワー数も9000弱とYouTubeを基準にすると話にならない数です。でも僕は意味があるし、重要なコンテンツだと思っています。Voicyは音声コンテンツの結び付きの強さがあってお客さんと創り手の関係性を創るのに強さを発揮します。とある格闘技選手が「身内が聴いてるんでしょ!?」と僕に言ったのですが、音声コンテンツのリスナーとは距離が近くなるし、近い人が聴いているのもまた納得です。「Voicy聴いています」と言われることが多いのは近い距離の人が聴いているからなのです。音声コンテンツは自分のお客さんとの繋がりを強める(悪く言うと握る)ものだし、ファンを創っていくものだし、ブランドを創って行くものだと僕は思っています。

ここから先は

408字

¥ 300

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

サポートありがとうございます。選手活動、表現活動の活動費用に当てさせていただきます。更なる良いもの、面白いものを創作する原資に大事に大事に感謝を込めて使わせて頂きます。