DEEPセコンド紀行 名レフリー植松直哉さんにまさかの見込み一本で止められちゃったの巻 #ヨカタじゃねえんだよ
4月の中島太一さんのRIZIN以来のセコンド任務をDEEP後楽園大会で務めて参りました。セコンドについた2試合とも、選手出身で柔術連盟審判部長も務める植松レフリーが担当だったのですが、安全に配慮し過ぎた日本のコロナ対策を思わせるレフリングで、選手出身だから上手ってこともないのだなって思いました。植松レフリーはプロ格闘技はやったことがない方だから仕方がないのもわかりますが、それにしてもって思いました。それなりに認めていたし、信頼してたんですよね。
負けも植松レフリーのレフリングが下手なのも仕方がないのですが、試合でメシを食っていたり、メシを食っていないにしても生活の大半を格闘技に割いている選手の試合ですから、下手は下手なりにもう少し真面目にもう少し見てくれてもいいんじゃないかなと思います。柔術でもなければ趣味でもねえんだよ。闘いなんだよ。まあ後で書きます。
DEEPの佐伯代表夫妻をnoteで話題にさせていただくと佐伯繁さんよりお叱りと激励の連絡をいただくこともあるので、実際にお会いするときは毎回、緊張しています。最近はニュースターが続々と誕生して話題にすることも少なくなり、「そろそろ話題にしてくれよ!」と言われるかと内心ドキドキしておりました。そんな心配をよそにケージサイドで佐伯繁さんは呼吸を荒くフガフガして弁当を食べながら迎えてくれました。落ち着いて食べていいよ。誰もとらないから。佐伯輝美さんはバブルを思い出させる90年代ファッションで開口一番「心配よ」とお声がけしてくれたのですが、そもそも何を心配されているのかわからないし、あなたが心配するのは貴殿の旦那さんの健康とか、サイパンの気候だと思うんですよね。まあそれはそれとして。
RIZINトリガーのプロモーターとして活躍していた吉羽美華さんが給付金詐欺で仲間割れをした上にうっかり捕まってしまって、RIZINトリガーの開催予定が立っていない中で選手の活躍の場としてDEEPの占める役割は大きくなっています。とは言っても選手はできればRIZINに出たいと思ってしまうところがあると思うので、中堅規模の団体の選手確保もなかなか難しいところがあります。
先日の週刊新潮に吉羽美華さんの汚れたマネーのロンダリング先がRIZINだったとか、トリガーを1大会7500万円で6大会開催予定だったとか、鈴木千裕さんに入れ込んでいて逮捕前日のRIZINにも鈴木千裕さんと連れ立ってきたとか、事実かどうかもわからない驚きの内容が書かれておりました。週刊誌の報道を鵜呑みにするのも業界に生きる人間としてどうかと思うので参考程度に目を通しておきました。ネガティブなことだけではなく、榊原さんが42歳になる「美人過ぎる市議」が何を思ったかラウンドガールをやろうとすれば、榊原さんがそれとなくストップをかけたり、見事な他人事のコメントで護身を怠らないなど、心温まるエピソードがあったこともお伝えいたします。美人過ぎる市議といったところで美人過ぎて困ることはないと思うんですけど、どうなのでしょうか。鈴木千裕さんはもらい事故が続きますよね。お察しします。
佐伯さんは今回、勢い余ってフライ級トーナメント開催をしたはいいものの、メンツ的には神龍選手は出ていないし、57kgのベストメンバーとはほど遠いものがあります。選手集めに頑張ってはいるけれど、トーナメント開催期間中に他団体のチャンスを受けられないのはトーナメントで優勝するメリット以上にデメリットと考える選手はいると思います。UFCのスクランブル出場や海外オファーを狙っている選手はできるだけ契約に縛られない状況を作っておきたいはずですから、開催期間が一定期間に渡るトーナメントは回避したいと考えるはずです。その意味でも、このトーナメントは再起を期す選手や試合機会を定期的にほしい選手にはいいトーナメントでチャンスを掴むよりも再起の意味合いが強いように思います。
今大会は土曜日の技術練習で週一技術提供させていただいてる小川選手と住村選手のセコンドを務めさせていただきました。僕は指導者ってわけでもないので、技術や戦略を提案させてもらっている立ち位置なのですが、セコンドを頼むくらいに信用信頼していただけるのは嬉しい話であります。
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